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最も悲惨な国

・ベネズエラ

2015年から4年連続で「最も悲惨」という不名誉なタイトルを獲得したのは、ベネズエラだ。ニコラス・マドゥロ大統領率いる社会主義で腐敗した産油国の窮状は、筆者が行っている各国のインフレ率に関する調査の結果にも表れている。

ベネズエラは世界で最も悲惨な国であるというだけではない。経済が崩壊に向かうスピードは加速しており、前回調査からの1年間でスコアは劇的に上昇した。

・アルゼンチン

通貨ペソが再び危機に直面しているアルゼンチンは、2番目に悲惨な国となった。同国は建国以来、繰り返し経済危機に陥り、苦しんできた。その大半は政策の失敗と通貨の問題が原因だと考えられる。窮地に立つペソを米ドルに切り替えない限り、同国は悲惨なままであり続けるだろう。

・イラン

イランはアルゼンチンと同様、信頼できない中央銀行と自国通貨がジャンクに分類されていることに苦しんでいる。昨年はリヤルの暴落により、インフレ率が急上昇した。結果として、指数も上昇。順位は前回の11位から、3位に跳ね上がった。

・ブラジル

ブラジルの順位は前回の3 位から4位となった。同国のジャイル・ボルソナロ大統領は、難しい仕事を抱えている。指数を低下させるためには、破綻に向かう年金制度を改革するという自らの公約を実現させる必要があるだろう。

編集=木内涼子

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