I write about management in its many forms.

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上記の表題は、私が最近目にしたマネジメント調査で判明した主な結果の一つだ。詳しく説明すると、従業員の36%が強い承認欲求を持っており、自分が認められているかどうかが「転職を強く考えるようになる一番の理由」となると考えているのだ。

この調査は、従業員エンゲージメント企業アチーバーズ(Achievers)が2017年12月に実施したもの。この調査結果はシンプルながらも、深い意味を持っている。承認は、基本であるものの現実にはうまく対処されていないことが多いマネジメント機能の一つだ。簡単であるはずなのに、実際には簡単にはいかないことが多い。

私がそれに気づいたのには、ちょっとしたいきさつがある。

共通の悩み

私が長年勤務したフォーチュン500企業では、よく考えられた包括的な従業員アンケート調査を定期的に実施していた。私はそうしたアンケートの多くに、マネジメントの立場から関わった。おそらく24年間に10回は参加したと思う。その間、毎回の調査で必ず、マネジメント面での大きな懸念として浮上するものがあった。それは「承認」だ。

従業員に対する承認、より正確に言えば承認の欠如は、常に悩みの種だった。従業員は総じて、十分に認められていなかった。

私は、自社の人事管理部と共に、何度もこの問題を分析したことを覚えている。人事部に言わせれば、管理職の多くはコミュニケーションが下手であり、これには私も同意見だった。さらに、多くの管理職は「感情を出し惜しむ」傾向にあった。これらは承認の欠如につながる。

意味のある承認とは、なにも特別なものとは限らない。シンプルかつ直接的、正直な形で、上司から部下へ個人的かつタイムリーに与えればいいのだ。本来は難しくないはずが、私の経験や前出の調査結果から分かるように、そうなってしまうことは多い。

従業員の3分の1以上が辞職を考える「第一の理由」として挙げていることを、管理職は無視すべきではないだろう。

編集=遠藤宗生

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