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一人ひとりに合わせたベストなサプリメントを毎月お届けする「フジミ」は、美容サプリメントのサブスクリプションモデルに「カスタマイズ」の要素をプラスしたことが画期的な要素だ。また、安全性にもこだわっており、保存料フリー、グルテンフリー、香料フリー、漂白剤フリー、膨張剤フリー、苦味剤フリー、GMOフリー(遺伝子組み換えでなはい)の7つのフリーを実現。テストマーケティングの段階でもユーザーから高い評価を受けたというという。



OEM先の工場とおよそ1年かけてサプリメントの開発を行い、2月より「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」でのクラウドファンディングでの先行販売をスタート。1カ月で目標金額の127%を達成、フジミのメインターゲットである20〜30代の女性を中心とした153人より約250万円の資金を集めた。クラウドファンディング開始当初からツイッターで話題となり、特に美容特化のツイッターアカウントによる「口コミ」によって拡散された。

「ツイッター経由でフジミを知ってくださった方には、クラウドファンディングで購入した経験のない方も多くいらっしゃったんです。また、クラウドファンディングでの先行販売だと、システム上買い切りの単品購入になっていましたが、クラウドファンディング終了後にお客さまから、定期購入のやり方教えてくださいというメッセージを頻繁にいただくようになりました」(藤井)

先行ユーザーからの支持を集めた背景には、徹底的に考え抜かれたデザインの効果も大きいと藤井は語る。従来の健康サプリメントのパッケージは、「脂肪が溶けます」「足腰軽やか」といったサプリメントの効果ばかり謳っていたり、デザインも年配層に向けたスタイリッシュでなかったりするものが多い。一方、海外のサプリメントに目を向けてみると、スタイリッシュなパッケージで、飲むだけでテンションが上がるものが多いという。

「特に外での食事の席で、従来のサプリメントのパッケージを出すのはかなり恥ずかしいと思います。しかしフジミの小分けされたおしゃれなパッケージであれば、人前でも問題ありません。むしろ、美意識が高い人と認識してもらえると思っており、そうしたブランディングを心掛けています。デザインから、サプリ業界の意識を変えていければと考えています」(藤井)

現在はスキンケアに特化している商品展開だが、今後はダイエットや目の疲れ、睡眠障害、髪の毛の悩みなど、女性の悩みに寄り添った「横」の展開を予定しており、よりパーソナライズされた、一人ひとりのライフスタイルを支えていくサービスを目指す。

また、サービス名に「富士山」を想起させる「FUJI」を入れることで、長期的な海外展開も視野に入れているという。

文=大木一真

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