Close RECOMMEND

億万長者の厳しい世界について執筆


WTHN創業のきっかけは、オースと共同創業者ミシェル・ラリヴィーの出会いだった。ラリヴィーは創業の数年前、スキー中に転倒して頸椎を脱臼し、慢性的な痛みを悩まされていた。鍼治療を始めたのは、医者の勧めだ。

オースとラリヴィーは話をしていくうちに、新たなビジネスチャンスを一緒に見出すようになった。ラリヴィーがヘルスケア融資分野で13年間のキャリアを築いており、確かなビジネスセンスを持っていることも幸いだった。

彼女はメリルリンチで投資バンカーとして働いた後、民間セクター支援を行う世界銀行の「国際金融公社(IFC)」でキャリアを積んでいる。IFCで取りまとめた取引の合計額は50億ドル以上だ。

「私たちの目標は、東洋医学、鍼治療、薬草をすべての人にとってもっと身近なものにして、できるだけ多くの人を助けることだ」とラリヴィーは言う。「私たちは当初から、全米展開を視野に入れたスケーラブルなビジネスを目指していた」

ということは、次に向かうのは沿岸都市だろう。WTHNは、サイクリング専門ジムであるソウルサイクルの地理的なビジネス展開を辿っていく予定だ。ソウルサイクルは、おもに東海岸と西海岸を中心にジムを展開してきたが、最近はテキサス州などにも手を広げている。

ラリヴィーは、「手始めに、ニューヨーク州内でビジネスを急速に広げてきたいと考えている。そのあとは、東海岸と西海岸の大都市圏を速やかに制覇し、できれば全米に展開していきたい」と話す。「ハーブ製品の販売も始まり、私たちはいまや全米を相手にする、全米に通用するブランドになった」

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

PICK UP

あなたにおすすめ

合わせて読みたい