フォーブス ジャパン編集部 エディター

dely代表の堀江祐介

料理レシピ動画サービス「kurashiru(クラシル)」を運営するdelyをヤフーが連結子会社化すると発表したのは2018年7月のこと。それから9カ月、最近はライフスタイルメディア「my kurashiru」(マイクラシル)を立ち上るなど、ライフスタイル事業に新たなに参入していたdelyが新たな動きに出た。

2019年3月25日、delyは女性向けメディア「TRILL(トリル)」を運営するTRILLの株式51%をヤフーから取得し、連結子会社化したことを発表した。4月1日付でTRILLの代表取締役社長に堀江裕介が就任するという。

「暮らしに寄り添える」ブランドを目指して

delyがライフスタイル事業に参入した経緯は、「食から食卓へ、食卓からくらしへ」をテーマにさらなる事業拡大を目指し、料理のみならず「暮らし」を提案できるサービス・ブランドの展開を目指すという思いから始まっている。

2019年1月に、インスタグラムメディアとしてリリースした「my kurashiru」は2カ月でフォロワー数41万人を獲得。delyの広報は「まだまだ試行錯誤しているところですが、さらに多くの方の暮らしに寄り添えるよう、今後も規模拡大を目指しています」とコメントした。

なぜ、今回TRILLを連結子会社化したのか。その狙いを堀江はこう語る。

「kurashiruと同じく20-40代の女性をメインターゲットとし、ファッションやメイク、ライフスタイルといったコンテンツや広告を提供するTRILLと連携することで、my kurashiruをはじめとしたライフスタイル事業の拡大をさらに加速させていきたいと考え、今回、連結子会社化に至りました」

事業シナジーについては、女性ライフスタイル領域において網羅的にカバーできるように提供できるコンテンツの幅を広げていくことを考えているとのこと。

今後の展開について、堀江は「my kurashiruのリリース、TRILLの連結子会社化、昨年から検討している生鮮コマースなどあらたな打ち手を打つことで、『レシピ動画サービスのクラシル』からさらに一歩前に進みたいと考えている。さらに多くの人の暮らしの課題を解決し、暮らしを支えられるブランド、会社になっていきたいです」と決意を述べた。

写真=小田駿一

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