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ギリシャやイタリアのような美しくのんびりとした国々を旅行した際、そこに住んで働けたらどんなに素晴らしいだろうと夢見たことがあるなら、考え直した方がよいかもしれない。

世界最大のエキスパット(海外駐在員)向け交流サイト「インターネーションズ(InterNations)」は、世界各国を女性の働きやすさで順位付けしたランキングを発表した。

同サイトは、年次調査「エキスパットインサイダー調査」に参加した海外駐在員の女性8855人の回答に基づき、女性のキャリアへの満足度が高い国と低い国のランキングを作成。調査では、キャリアの見通しやワークライフバランス、雇用の安定性など複数の項目を指標とした。

ランキングで最下位になったのはギリシャで、僅差で続いたのがイタリアだ。インターネーションズのコンテンツ・コミュニケーション部門を率いるキャスリン・チュドバは「ギリシャとイタリアに住む外国人女性の半分以上が、自分たちのキャリアの見通しを低く評価していた」と述べた。

ギリシャが最下位になったのは今回で4度目だ。調査によると、ギリシャに住む外国人女性は特に同国でのキャリアの見通しに不満を持っており、最低の評価を出した人は世界平均が10%だったのに対して、ギリシャでは37%に上った。同国の経済状況を考えれば、これも意外ではない。女性回答者の81%は、ギリシャの経済状況について悪い感情を抱いていた。

ワースト2位のイタリアでは、仕事に不満を持っていた人は34%だった(世界平均は20%)。また、イタリアに住む外国人女性の26%は、イタリアでの収入が出身国の同様の職務と比べてはるかに低いと答えた。男性の場合、この割合はわずか13%だった。

米国の順位もあまり振るわず、57カ国中29位となった。仕事の安定性に満足していた米国在住外国人女性の割合は、世界平均の58%に対し米国では53%だった。また、ワークライフバランスを高評価していた女性は、世界平均60%に対し米国ではわずか54%だった。キャリアの見通しに対する満足度は世界平均53%に対し米国では63%だったが、米国で働く外国人男性の方が満足度は高く72%だった。

編集=遠藤宗生

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