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──NBAは日本という市場をどう見ているのでしょうか?

テイタム:ここ1年、日本にフォーカスする機会は増えてきました。どの国においても良きパートナーがいるかどうかが重要です。日本では試合や関連番組が1988-89シーズンから放映されており、リーグパス契約者数も世界トップ10に入っています。

リヴィー:非常に魅力的な時期にあります。日本では数年前に2つのリーグが統合してBリーグが始まり、今はそれをJBA(日本バスケットボール協会)がサポートしている。関わる全ての人が、この競技を育てようと1つになって奮闘している。メンフィス・グリズリーズでプレイしている日本人選手がいて、NBAが世界中で開催するキャンプに参加してきた将来性のある日本人選手が存在する。そして2020年には東京五輪が控えていて、日本代表もそこで戦える可能性もある。

テイタム:2020年の東京五輪は、世界の目が日本に集中するという大きな意味を持ちます。だからこそ今、日本でNBAの試合を開催することにしました。

好循環の先にあるものとは?

NBAオールスター・ウィークエンドという場で、楽天の三木谷社長、NBAのリヴィーとテイタムに話を聞く中で、楽天という強力なパートナーを得たことでNBAにおける日本市場の存在感は増し、それが日本のバスケットボールの底上げにも繋がるという好循環を見た。

では、実際にプレーする選手はこの状況をどう見ているのか? 史上2人目の日本人選手としてNBAのコートに立った渡邊雄太に聞くと、以下のような答えが返ってきた。

「日本のバスケはここ数年すごく成長していると思います。若い世代の子供達もどんどんこういうキャンプに参加して、色々なことを吸収して自分のモノにするだけでも日本のバスケ界にとって大きな貢献になると思います」


(右から2番目)NBA史上2人目の日本人選手の渡邊雄太(写真=新川諒)

国内Bリーグの存在も大きい。だが世界最高峰のNBAの試合が2003年ぶりに日本に帰ってくる影響力は計り知れない。それを可能とした楽天というパートナー。テイタム氏は「日本は一度も私達の全体像から離れた時はなかった」というが、長らく日本で試合が開催されなかったのも事実だ。それがやっと帰ってくる。1人のバスケットボールファンとして声を大にして言いたい。

「ありがとう楽天。おかえりNBA」

文=新川諒

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