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2019.03.27

創業から131年。マーケットを起点とした新たな価値創造を

ビジネスデザイン戦略部 部長 大橋照永氏

2017年10月、新たな柱となる新規事業を創出すべく、ビジネスデザイン戦略部を立ち上げた損害保険ジャパン日本興亜。その狙いとは?


デジタル化の進展や産業構造の変化が今後予測されるなか、私たちSOMPOホールディングスグループは「保険」「介護」の事業に次ぐ、経営戦略上の新たな柱となる新規事業を創出していくため、2017年10月にビジネスデザイン戦略部を立ち上げました。

当部は、「安心・安全・健康のテーマパーク」構築による社会的価値の創出をベースに、今後のメガトレンドとされる「モビリティ革命」「シェアリングエコノミー」「超高齢社会(ヘルスケア&フィンテック)」「ライフスタイル変革」といった4つの領域に着目し、マーケット起点で顧客体験価値の向上に資する新たな事業の可能性を模索。18年度は社内ピッチで200近いビジネスアイデアを創出し、その後の実証実験のフェーズを経て複数案件が本格的な事業化に向けて動いています。
 
今回、私たちがNexGen(ネクスジェン)に参加しようと思ったのは、スタンフォード大学での開催ということから、接点を持ちにくい世界優秀層とのパイプの構築や、データ・ドリブンの思考で最先端のデジタルの知見を持っている学生たちから斬新なアイデアを得ることを目的としたためです。
 
実際、NexGenに参加すると驚くことばかりでした。学生たちは短いワークタイムのなか、デジタルツールを活用してレポーティングを迅速に仕上げ、論理的にさまざまなデータをベースとした斬新なアイデアを生み出すなど、レベルの高さを感じました。スタンフォード大学の学生たちから見たSOMPOホールディングスの強みを十分に引き出せたことも思わぬ収穫でした。
 
また、イベント終了後に最優秀チームのメンバーから直接連絡があり、学生インターンの話やスタンフォード大学との共同協議の検討依頼を受けるなど、今後はスタンフォード大学の優秀な学生たちとのアライアンスも強化して事業化を模索していきます。
 
人口減少やテクノロジーの進展に伴うマーケットの変化により、保険会社のビジネスモデルもアナログからデジタルを活用したビジネスモデルに変わらざるを得ない状況になりつつあります。

今の保険会社は「まさかのとき」だけに機能するビジネスモデルとなっていますが、例えば当部では「新しいライフスタイル」にマッチしたビジネスや、その他にもデジタルを活用した新たな収益を生み出すような新規事業を、先進的な企業とともに協働で実施していきたいと思います。また、お客さまとの接点についてもより多く増やしていきながら、顧客基盤の拡大と顧客データの拡充もあわせて検討していきたいと考えています。
 
当部の本格稼働から1年弱、ほとんどのメンバーは保険会社のプロパー社員かつ、新規事業の未経験者だったため、ゼロから新規案件を生み出していくことは非常に苦しく、本当に辛いことの方が多かったと思います。

しかし、今となっては全員が高いモチベーションを維持し続け、自らイニシアティブをとり、積極的な姿勢で周囲を巻き込んでプロジェクトをリードし、新規案件の創出から具体的な事業計画が描けるほどのレベルにまで成長していきました。さまざまな場面で意見交換や議論が活発化するなど、意識改革と行動変化による大きな成長が実現できており、さながら草野球選手からプロ野球選手へと変貌を遂げてきています。
 
当社には長年培ってきた「約2200万人の顧客基盤」「全国に展開する約550の営業店、約250の保険金サービス拠点、約5万店の代理店などのネットワーク網」や、「デジタル戦略を推進するシリコンバレーやイスラエルの拠点」などの強みがあります。このようなリソースを活かしていきながら、ベンチャー投資、M&A、アライアンスなどを積極的に進め、社会課題の解決に貢献する新規事業を創出していくよう、最大限尽力していきたいと思います。


大橋照永◎ビジネスデザイン戦略部部長(新規事業担当)。1974年、東京生まれ。2017年10月に経営戦略上の新たな柱となる新規事業を創出するため、Google日本法人から損害保険ジャパン日本興亜に入社。国内外のベンチャー投資、アライアンスなどを積極的に進め、社会課題の解決に貢献する新規事業の構築に従事している。


大橋照永氏らが参加したスタンフォード大学でのNexGenの模様はこちら

Promoted by 損保ジャパン日本興亜 / edit by Shota Niikuni / photograph by Shunichi Oda

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