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コンサルティング企業「PwC(プライスウォーターハウスクーパース)」 はこのほど、「働く女性インデックス2019(Women in Work Index 2019)」 を発表した。

これは、職場での女性参加と福利厚生に関して、経済協力開発機構(OECD)加盟国33カ国をランク付けしたレポートで、毎年3月8日の国際女性デーに合わせて発表されている。レポートでは、男女同等の賃金、女性の雇用機会、雇用の保証といった複数の測定値をもとに、2017年における女性の経済的なエンパワーメントが評価された。

働く女性にとって最も優れた先進国としてランキング1位となったのは、79.1のスコアを獲得したアイスランドだった。スウェーデンが76.1でそれに続き、ニュージーランドが73.6で3位に入った。

北欧勢が上位10カ国中5カ国を占めた一方、英語圏の経済大国も健闘を見せた。カナダが11位に入ったほか、イギリスも13位に食い込んだのだ。アメリカはそうした国々に大きく水をあけられ、わずか61.1というスコアで23位と低迷している。

2000年以降、目に見えてランキングを大きく上げたのが、ルクセンブルクとポーランドだ。反対に、2000年以降にランキングをもっとも大きく落としたのが、ポルトガル、アメリカ、オーストリアだった。

PwCによると、OECD加盟国全体で女性の雇用が増加すれば、経済的に大きな見返りが得られるという。たとえば、女性の雇用に関してアメリカがスウェーデンと同レベルになれば、アメリカ経済は1兆8000億ドル(約200兆円)押し上げられる。また、OECDに加盟するすべての国がスウェーデンと肩を並べれば、総合的な経済効果は6兆ドル以上(約670兆円)になるという。

2017年のOECD加盟国の女性の経済的エンパワーメント指数(最高は100)

1. アイスランド:79.1
2. スウェーデン:76.1
3. ニュージーランド:73.6
4. スロベニア:73.5
5. ノルウェー:72.3
6. ルクセンブルク:71.9
7. デンマーク:70.1
8. ポーランド:69.2
9. フィンランド:67.6
10. ベルギー:66.1
……
23. 米国:61.1

指数は、男女同等の賃金、女性の雇用機会、雇用の保証など、各種の測定値を加重平均したもの。

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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