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2019.03.18

トランプ、日産ルノー… Forbes JAPAN読者が2019年に注目するあれこれ

Forbes JAPANでは1月に「2019を読む」と題し、2019年注目の企業・人・話題、そして「平成」という時代に関して、ウェブサイト上でアンケートを行った。

3月ももうすぐ終盤。2019年もあっという間に4分の1が終わろうとしている今、改めて、過ぎた3カ月を振り返り、残りの9カ月をイメージしてみてはどうだろうか。

アンケート詳細は以下の通り。

調査対象 : Forbes JAPAN の読者(WEB会員、352人)
調査期間 : 1月18日〜1月31日
調査項目 : 2019年注目の人 |注目の企業|注目するトピック|平成はどんな時代だったと思いますか?

まずは「注目の企業」。1番票数が多かったのは、カルロス・ゴーン元会長が世間を賑わせている「日産ルノー」だった。



昨年11月に逮捕され、3月6日に3カ月半ぶりに保釈されたカルロス・ゴーン。フランス検察当局も捜査を開始したとのニュースが流れる中、今後の同氏の行く末、会社の行く末は、日産社員だけでなく、多くの国民の関心を集めていることがわかる結果となった。

第2位に選ばれたのはアマゾン。CEOのジェフ・ベゾスが妻マッケンジーとの離婚を発表したことで、今、世界の注目は「ベゾスの資産」に注がれている。ベゾスはForbesが5日に発表した世界長者番付で首位に君臨する大富豪だ。離婚によって折半されるのか、はたまた何らかの契約が結ばれ(結ばれていて?)、ベゾスの資産は守られるのか──。いずれにせよ、個人の離婚がここまで世間を騒がせていることは、それだけ、ベゾス、ひいてはアマゾンが持つ影響力の大きさを、よく表していると言えるだろう。

続いて、「注目の人」を見ていこう。2位に圧倒的な差をつけて、第1位に輝いたのはトランプ米大統領だった。



2年前に就任してから、過激な政策や発言で、何かと世を賑わせてきたトランプ大統領。昨年11月の中間選挙で下院を民主党に奪還され、「ねじれ」の状態となったが、依然、強気な姿勢を貫いている。移民問題、米朝関係、ロシア疑惑……あと2年任期を残した彼が、どのような動きをとっていくのか、今年もやはり目が離せない。

第2位は国民が愛するあのテニスプレーヤー

昨年9月に全米オープン、今年1月に全豪オープンを制覇し、日本人で初めて世界ランク1位に輝いた大坂なおみが、「注目の人」ランキング第2位を獲得した。


大坂なおみ選手(Photo by Recep Sakar/Anadolu Agency/Getty Images)

全豪オープン後の、彼女の心温まるスピーチには多くの人が感動したはず。引き続き、活躍に期待したい。
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文=工藤真由

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