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フォーブス ジャパンウェブ編集部 エディター



期間中、毎日セッションや見本市が行われるコンベンション・センター

━━日系企業やアーティストにとっても、SXSWに出展することやパフォーマンスをすることは一種のステータスにもなっています。今年、日本から来た彼ら、彼女たちのブースやライブの印象をお聞かせください。 また、オースティンと同じく、ビジネスや音楽の才能が集まる東京で、SXSWのようなイベントを開催することはできると思いますか?

わざわざ日本から来てくれたあなたには申し訳ないのですが、まだ見に行くことができていないんです。ただ、社内や訪問客の話を聞くと、テクノロジーに優れたイメージがある日本企業のブースは毎年注目を集めているようですね。

他の都市でSXSWのようなイベントが成立するかどうかは、なんとも言い難いです。イベントの内容はもちろん、開催地自体に魅力がなければ、これだけ多くの人は集まりません。オースティンの穏やかな気候、名物のBBQやタコス、町中のライブハウス、それにフレンドリーな街の人たちも、SXSWに世界から人を呼ぶ重要な要素なのです。

東京やニューヨークは、観光客を飽きさせることのない街ですが、毎日のようにどこかでビジネスや音楽のイベントが行われている大都市を、ひとつのイベント一色に染めるということは難しいのかもしれませんね。

━━世界から注目を集めるSXSWの中心人物としてこの企業にいることは、とても刺激的なことだと思います。30年間SXSWで務めてきたヒューさんの原動力は何なのでしょうか。

私の仕事のモチベーションは、SXSWの成長より、町中で感じるこのエナジーです。大企業からスタートアップが連日集い、セッションやコンテストが街の至るところで開催される。そして、ビジネスが動いている会場のすぐそばには1日中作品を上映する映画館があり、多くのバンドがライブを演奏している。こんなクレイジーなイベント、他にはありません。

今となっては、インターネットがあればどこでも仕事はできますが、SXSWが始まった30年前には考えられなかったことです。SXSWに出展した企業が、ここで投資家やビジネスパートナーと出会い、事業がスケールした話を聞くのは、やっぱり嬉しい。SXSWは、現在に至るまで大きく変化をしてきましたが、クリエイティブな人たちのキャリアに影響をもたらし、アイディアをシェアする場所であることは変わりません。

世界中の人がオースティンで出会い、ビジネスとエンターテイメントを楽しむ姿を見ると、この仕事を辞めることはできないなと思います。

構成=守屋美佳

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