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2019.03.14

11年ぶりのフルモデルチェンジ レクサス5代目LSに注ぎ込まれた最新技術──LEXUS LS500 “F SPORT”

LEXUS LS500 “F SPORT”

高級車市場に参戦すべくレクサスブランドが設立されたのは1989年のこと。日本車の信頼性の高さと、ドイツの高級車ブランドにも匹敵する品質と安全性を兼ね備えるブランドコンセプトは、当初のターゲットだった北米の高級車マーケットで高い評価を受けた。
 
そんなレクサス快進撃の旗頭として、5年にわたる開発期間を経て89年に登場したのが初代LSだ。静粛性の高さや高品質なV8エンジンによる快適性により圧倒的な人気を博し、やがて06年には4代目がデビュー。年次ごとの仕様改良やマイナーチェンジを経て、フラッグシップカーとしてレクサスブランドを牽引し、ついに17年10月にフルモデルチェンジを果たした5代目が誕生した。

「初代LSの衝撃を超えるクルマを作り上げる」ことをテーマに開発された5代目LSで目をひくのは、低く流れるようなフォルム、クーペのような流麗なシルエットという洗練された佇まい。後席ドアの後方にも窓を設けることにより、外観上伸びやかで、かつキャビンのゆったりとした居住性の高さも実現した。
 
ショーファーカーではなく、ドライバーズカーとして作り込まれる中で、「思いのままに操れる」低速域での微妙なステアリング操作への反応のよさと、ボディ剛性を鍛え上げ「走る・曲がる・止まる」という挙動もさらに洗練させている。
 
もちろん、安全性能の高さもお墨付き。レクサスが誇る最新の安全システム「LexusSafety System+A」を搭載し、駐車状態から通常運転、衝突直前、衝突後、そして事故の際の救助を含め「事故を起こさないクルマ」を目指す努力という点において、ブレーキ制御や衝突回避支援、センシングと注意喚起などの先端テクノロジーを活用している。
 
レクサスが最新のフラッグシップモデルであるLSで、安全面において最新技術を積極的に活用している事実。これはすなわち、レクサスが注力するのは安全であるという姿勢を示しているのだ。



LEXUS LS500 “F SPORT”

駆動形式:FR
全長:5235mm
全幅:1900mm
全高:1450mm
最高出力:310kW(422PS)/6000rpm
価格:1200万5000円(車両本体価格・税込み)
問い合わせ:レクサス インフォメーションデスク 0800-500-5577

edit by Tsuzumi Aoyama | photograph by Tsukuru Asada (secession)

この記事は 「Forbes JAPAN ニッポンが誇る小さな大企業」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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