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2019.03.15

数百年と変わらぬ「鍵」を変える。ヒトはより自由に、より創造的になれる


世の中の課題を解決する鍵をつくり、僕たちが鍵になりたい

帰国後、すぐにエンジニアを招集した江尻は、技術的な理解を深めると共にブロックチェーンや様々な分散システムをもとに何をどう変えて構築していけばいいのかを考え始めた。

ブロックチェーンはヒストリカルなデータとの親和性が高い。一方でデータ量が多いものとは相性が悪く、外側で起きているトランザクションデータの正当性を判断することが難しいとわかった。

この2つの問題をクリアしていくためにはどうしたらよいか。

鍵を構成する、鍵を鍵として成立させるための必要な要素は、個々のIDとそこに紐づく権利だ。権利の移動や譲渡という取引に対して鍵を発行して鍵穴をペアリングするのがビットキーの役割と言える。

しかし、IDと権利をビットキーというプラットフォームにデータとして保管してもらうためには安全性が担保されていないといけない、そうでなければ信頼してもらえない。

「人と人は何度か会って話せば信頼を積み重ねられるけれど、データはあくまでデジタル情報。リアルで対面することとは違い、正しいのか判断するのは難しい。じゃあデータを、プラットフォームをどうやって信頼してもらえばいいのか。実用的価値や内面的価値、社会的価値などあらゆる価値を高めていくことにフォーカスしてデジタル化していくことが重要なファクターになります」

専門的な言葉ではイメージしづらいかもしれない。つまり江尻、そしてビットキーが目指していることは「デジタルとリアルをつなぐ鍵の再発明」を通して、より人々が創造的に過ごせる世界をつくることなのだ。

自宅はもちろん、自家用車や自転車、郵便、Webサービスのログインも含めると、私たちの生活にとって鍵は必要不可欠である。鍵のない世界など、危険すぎる。しかし、インフラ要素でありながら数百年として考え方、そして技術において鍵には大きな変化がない。

鍵に変化が起これば、例えばこんな未来もすぐに叶う。「配達業者や家事代行によるワンタイム利用」「シェアリングエコノミーにおいて欠かせない、一時的な権利の移転を簡単・安全に」「Web上だけでなくリアルな空間での移動」 など。鍵を安全に送り合う仕組みが出来れば、より創造的な時間が生み出せると江尻たちは見据えている。



僕らが熱狂しなければ、市場は動かない。熱狂させなければ

ここでふと、疑問に思った。これだけ壮大な世界、いや未来を実現しようとする際、自分が描くビジョンを相手に伝えるのは難しいのではないだろうか、と。

「エンジニア、マーケティング、コーポレート、セールスパートナーシップなど、様々なメンバーに事業のことを伝える機会がありますが、そのときに意識しているのは世界観を伝えることです。この世界観で、僕らは価値や人間性みたいなものに重きを置いてサービスをつくりたいし、チームをつくりたいということを伝えています」

なお、世界観は社内に浸透しており、誰がどの切り口で話しても、その根本は共通している。社員間には情報格差がなく、全員で世界観を共有しているからこそ、同じマインドで事業に取り組める、かつ新しい仲間もミスマッチが少ないのだ。

「ビットキーには共に働きたくなる人が集まるとメンバーから聞くこともあります。この人達と一緒に働きたい、と自然と思えるような環境を整え続けることは、会社がどのような規模になっても変わらず追求したいことですね。価値を生み出し合い、自身の幸せも追求してほしい。これは、創業時からの変わらぬ願いです」

月並みな表現になってしまうが、ビットキーは社会に対して、“劇的な”価値を提供するサービスだ。たった1カ所に自身のデータを保管するだけで、デジタルとリアルを繋ぎ、あらゆるサービスをシームレスに使えるようになる。つまり、プラットフォーマーとなって利益のみを追求したいのではない。人々の生活をより創造的に、より自由で、より安心できるように変えようとしているのだ。

「これまでにない、全く新しいものを世に誕生させていく上で鍵となるのは、我々がプロダクト・サービスにどれだけ情熱を注げているのか、その思いの強さだと思っています。今期、全社で掲げているテーマは「熱く狂う」なんです。市場を巻き込んで、狂ったように熱くさせたい。この思いを現実化するために、まず、今年2019年は我々自身が熱狂して行きたいと思っています」

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