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幸いなことに、米国の与党には、世界各国への投資(対外援助)は大きな見返りをもたらすものだとトランプを説得する人たちがいた。米国は2013年、「パワー・アフリカ」の方針の下、約70億ドルの支援を行うことを決定。すでに投資を行っている。

重視すべき「トリプル・ボトムライン」

ゲイツは以前、トランプにとっての大きな問題は米国に利益と雇用をもたらすことであり、より多くの利益を得られなければ、排出量削減が大統領の関心を引くことはないだろうとの見方を示していた。

それでも、2人の考えには間違いなく関連性がある。今重要なのは、アフリカを成長のための機会だと捉えることだ。資本がアグリビジネスやインフラ建設、製薬、テクノロジー、製造、エネルギーといった分野に投下されており、経済にも環境にも、前向きな結果が生み出されると見込まれている。

アフリカの潜在力は非常に高い。市場もそれを認識している。その中で重点的に取り組むべきことは、「トリプル・ボトムライン」、つまり、地球と人々が置かれている窮状を救い、同時に得られる利益を増やすことだ。

アフリカで事業を行うシスコシステムズやデュポン、ジョンソン・エンド・ジョンソン、シーメンス、ユニリーバといった企業は、このことが持つ重要な意義に同意し、エコロジカル・バランス(生物と自然環境の均衡関係)の維持に注力する方針を明確にしている。

アフリカは、経済成長における世界のフロンティアになろうとしている。少なくとも、持続可能な方法でこの大陸に繁栄への道を開くため、できる限りのことをしようとしているゲイツ夫妻は、そう考えている。

編集=木内涼子

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