ワーゲンバスの生産はすでに終わった現在でも「ワーゲンバス風」のカスタムカーを受注するショップがあったり、中古車サイトでの販売でも他のモデルと比べてバリエーションも扱われてる数も多くあるのはそのせいだろう。
こういった背景もあり、フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、人気のワーゲンバスを、コンテンツやスタッフと共に、全国のイベント主催者の方々に無償で貸出しするサービス「バスカスフェス」を春より開始。受付を始めている。
同社は、昨年よりブランド体験キャンペーン「Play On!」を展開し、人々の暮らしや趣味といった領域においてもフォルクスワーゲンの遊び心あふれる体験を提供してきた。今年は、人気のワーゲンバスをフェスに貸し出すというサービスを企画し、このキャンペーンをさらに進化させ、より多くの人々に「遊び心」を届けていく。
「バスカスフェス」とは「フェスにバスを貸す」ということ
このサービス名の「バスカスフェス」とは、文字通りフェスにバスを貸すに由来する。
フォルクスワーゲンらしい遊び心を多くの人々に提供するために、個性的なデザインをまとった4台の新旧のワーゲンバスのプランを用意。イベント主催側から依頼を受けた上で、国内のイベントに出向くというものだ。
4台それぞれ役割が違っており、ブループランはお菓子を用意。ストライププランとウッディプランはフードとドリンク。レッドプランは車輌のみのプラン。それぞれ用途ごとに基本パッケージを用意している。
今回の企画に登場するワーゲンバスは、ストライププランが1973年製造、ブループランが1959年製造のもの。どちらも当時人気が高かったものだ。本物を見たい人はすでにワクワクする話に違いない。なお、ウッディプランとレッドプランは商用バンT6を採用。こちらは現在も販売されている。