61回目となる今年の格付けでは、英領アンギラ島からバーレーン、ベリーズ、ドーハ、ハノイ、イスタンブール、オマーン、パース、テルアビブ、ウルグアイなど、新たな旅先が多く選出された。
フォーブス・トラベルガイドの調査チームは、一般の滞在客として各施設を訪れ、最低2晩宿泊。到着後30秒以内にスタッフからの出迎えがあるかどうかや、ターンダウン・サービス後は部屋に残された衣類が分かりやすい場所にきれいに畳まれてあるかなど、最大900項目の厳しい客観的基準を使用して施設を評価した。採点に当たっては75%がホテルのサービス、25%は施設の質を基準とした。
今年は新たにホテル21軒が五つ星、49軒が四つ星、62軒が「推奨」施設に選ばれた。以下に、新たに選ばれた五つ星ホテル、レストラン、スパの中でも傑出した施設を紹介する。
ホテル
今年最大の勝者となったのは、香港を拠点とするザ・ペニンシュラホテルズだ。ザ・ペニンシュラ・マニラが初めてとなる五つ星を獲得したことで、系列ホテル10軒が全て五つ星となり、フォーブス・トラベルガイド史上初めて全施設で五つ星を獲得したホテルチェーンとなった。
ブルガリ・ホテルズ・アンド・リゾーツも今年は素晴らしい成績を残し、北京、ロンドン、バリ島の三つのホテルで五つ星を獲得。イタリアの高級宝石ブランドであるブルガリが五つ星を獲得したのは今年が初めてだ。
次に紹介する5施設は、各国初の五つ星を獲得したホテルだ。
・リゾーツ・ワールド・ゲンティン・クロックフォーズ/マレーシア
・フォーシーズンズ・ホテル・リッツ・リスボン/ポルトガル
・新羅ホテル(ザ・シーラ・ソウル)/韓国
・ラッフルズ・イスタンブール/トルコ
・フォーシーズンズ・リゾート・ザ・ナムハイ・ホイアン/ベトナム
ソウル新羅ホテル(ARTYOORAN / Shutterstock.com)