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現在の月間訪問者数は50万近いが、平均滞在時間は5分だ。「ユーザーがQtroveのコンセプトに魅力を感じ、定期的にサイトを訪れるようになることが最大の課題だ」とパンディヤは話す。

2016年創業のQtroveは、パンディヤにとって初めてのベンチャーではない。パンディヤはインドIT大手のインフォシスを経て、25歳の時に学生時代の友人と共同でオンラインのケータリングサービス「Mom’s Kitchen」を創業。しかし2年後、世界金融危機の影響で資金不足に陥り廃業した。

その後、食品デリバリープラットフォーム「Tasty Khana」のディレクターに就任し、2014年に同社がアジア・ヨーロッパで展開するドイツ発の「foodpanda」傘下に入る過程を見届けた。

インドの起業プラットフォームであるGrowthstoryの支援を受けてQtroveを立ち上げた当時、パンディヤはファーマーズマーケットやフリーマーケットで生産者や販売者を勧誘していた。現在は全国から出店の申し込みが殺到する。

インドのEコマースはアマゾンやフリップカートなどの大手がシェアの大部分を占め、手作り製品を扱うネット小売市場でもiShippoやEngrave、最近インドに進出したEtsyなどの強力なライバルがしのぎを削る。

だが、パンディヤの野望は大きい。将来は旅行用小物やカスタムメイドの文房具、さらには近年流行してるケトジェニックダイエット食品、ヴィーガン向け食材にも手を広げる予定だ。「インド内外のユーザー5000万人に良いものを届けることが目標だ」とパンディヤは語る。

編集=上田裕資

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