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2019.02.27 19:30

日本初上陸「オトナのスタバ」がお目見え! 本格アルコールも楽しめて、目の前で焙煎も




ウィスキーxハンドドリップコーヒー

3階にあるのが、アルコールBar「Arriviamo(アリビアーモ)」。コーヒーやティーとアルコールを融合させた独自のお酒を提供する、大人の空間だ。

これまでもスターバックスでは、六本木ミッドタウンの「スターバックス リザーブ」などでアルコールを飲むことはできたが、本職のバーテンダーがその場でお酒をつくってくれるのは、ロースタリー東京が初めて。


東京 プアオーバー

ロースタリー東京でのバーメニューには、どんなものがあるのだろうか? 

面白いのは、アルコールの要素が入ったコーヒーだ。「バレルエイジド コールド ブリュー」は、なんとバーボンウィスキーを熟成させる樽の中でコーヒー豆を熟成、それをコーヒーとして抽出している。アルコールは含まれていないのだが、コーヒーの香りとともにウィスキーの香りが漂ってきて、なんとも贅沢な気持ちになれる。

さらに印象的だったのは、「東京 プアオーバー」。これは、いわば「お湯ではなくお酒でドリップしたコーヒー」だ。まずウィスキーを中心としたリキュールをいくつか混ぜ合わせ、カクテルをつくる。その後、これらをドリッパーに注いでコーヒーを抽出するのだ。ウィスキーを中心とした飲み味を満喫した直後、コーヒーの香りが優しく口を包んでくれる。


中目黒 エスプレッソ マティーニ

ほかに、国産ウォッカにカカオや栗のリキュールを混ぜ、さらに抽出したてのエスプレッソをのせた「中目黒 エスプレッソ マティーニ」など、コーヒーを隠し味に加えたなどのオリジナルカクテルも多数ラインナップされている。



3階のバーからつながるテラス席では、目黒川を見下ろすことができる。実は、これがロースタリー東京の立地が中目黒に選ばれた理由だ。春には桜が満開になり、都会の中にいながら日本ならではの自然とともにコーヒーを体験できる。

発表によれば、ロースタリー東京にはカフェやバー空間以外での利用も想定されているという。

4階のラウンジスペース「AMU Tokyo」を、影響力の高い人が集まるソーシャルインパクトの発信基地にするのだとか。また、将来的にはこれから日本初のスペシャルティコーヒー協会の公認予定のコーヒーの専門的なトレーニング施設としても活用する予定だ。

スターバックス コーヒー ジャパン代表取締役最高経営責任者(CEO)の水口貴文は、「このロースタリーは、日本での23年間の結集、そして次の20年にわたってイノベーションを起こし続けるスターバックスのハブになるでしょう」とコメントした。

文=野口直希

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