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2019.02.27

「人工肉」は世界を救うのか 注目のミートテック事情最前線

nevodka / shutterstock


▶食肉をペットボトルでつくる世界 「人工肉」は暮らしをどう変えるか



人工肉は海外だけで起きている動きかと思いきや、日本でも研究を進めている人々がいる。東アジアで唯一、人工肉の培養に取り組むのは「インテグリカルチャー」だ。驚くべきは、ペットボトルから人工肉の培養に成功している点。生活レベルでイメージし難いが、インテグリカルチャーは細胞培養の民主化を目指し、家庭よう培養キットの普及も狙う。

元々は「SFの世界を実現したかった」という動機で始めた彼らは、将来的には宇宙で人工肉の培養も挑戦してみたいとのこと。異次元の未来を描く彼らに今後も注目していきたい。記事はこちら>>

▶インドの「代替肉」スタートアップに世界が期待する理由


 
経済成長が著しい国といえば中国がまず挙がるが、インドもIT産業を中心に発展が著しく、いま世界の富が集まっている国。人口増も急速に進んでいる。インドは菜食主義者が多いイメージがあるが、それら要因も相まってか、記事内の統計調査によると5歳以上人口の71%は、菜食主義ではないらしい。

森林破壊の原因の70%を占めるなど、現在の食料生産は環境に大きな負荷をかけていると言われている。より持続可能な食糧生産のために、インド国内でもミートテックが盛り上がりを見せているのだそうだ。今後、インドから世界へ羽ばたくミートテック企業は誕生するのだろうか。記事はこちら>>

構成=Forbes JAPAN編集部

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