TechCrunchがリバースエンジニアリングの専門家のJane Manchun Wongに取材を行った結果、インスタグラムのアプリのソースコード内に、この機能のテスト版が組み込まれていることが明らかになった。
この機能が実装されれば、ユーザーはインスタグラムのストーリーズから、支援したいNPO団体向けに寄付を行うことが可能になる。インスタグラム側は、この機能がテスト中であることを認め、全てのユーザー向けに年内に公開したいと述べた。
「当社はこの新たなエクスペリエンスを、コミュニティにもたらすための、作業を行っている」とフェイスブックの広報担当は、TechCrunchの取材に述べた。
「インスタグラムは人々をつなぎ、好きなアイテムを共有するプラットフォームであり、意義のあるムーブメントに対する支持を表明する場所としても活用できる。インスタグラムの利用者は年内に、ストーリーズのステッカー経由でNPO団体に対し寄付を行うことが可能になる。今後の数カ月で、新たな情報をシェアする」と担当者は述べた。
寄付を行うにあたって、利用者らはインスタグラムに銀行口座かクレジットカード情報を提供することになりそうだ。さらに、フェイスブックに支払い情報を登録している利用者は、その情報をインスタグラムと共有することも想定できる。