ビジネス

2019.02.24

アジアで注目の若きビリオネア5人

陳民亮(Nora Tam / by Getty images)

ここ数年、中国本土を中心とするアジアでも、自力で資産を築いた若きITビリオネアの活躍は目覚ましい。2018年の中国、シンガポール、インドのフォーブスリッチリストから注目の5人を紹介する。

張一鳴(Zhang Yiming)|中国|35歳|バイトダンス創業者

動画共有アプリ「Tik Tok」などを運営するバイトダンス創業者は、2018年のフォーブスリッチリストの中で、叩き上げで財産を築いた最も若いアジアのビリオネアとなった。29歳で起業、総資産68億ドル(約7480億円)。

程維(Cheng Wei)|中国|36歳|Didi創業者

5億人が利用する中国の配車サービス大手、滴滴出行(Didi)創業者。自国内では同社サービスで起こった殺人事件の火消しに追われているが、海外進出も意欲的で昨秋大阪にも上陸し話題となった。総資産12億ドル(約1320億円)。

汪滔(Frank Wang)|中国|38歳|DJI創業者

ドローン事業で世界初となるビリオネア。1000ドルで販売する空撮ドローン「Phantom」がヒットし、2018年は20億ドルを売り上げたと報じられる。06年に起業、現在の企業価値は150億ドル、総資産は54億ドル(約5940億円)。

陳民亮(Min Liang Tan)|シンガポール|41歳|Razer CEO

ラップトップ、マウス、タブレットなどのゲームデバイスを製作・販売、昨年の売り上げは約40億ドルに達した。前職は弁護士で、シンガポールで最も若い叩き上げのビリオネア。総資産は6億9000万ドル(約750億円)。

ビジェイ・シェクハール・シャルマ|インド|40歳|Paytm創業者

2011年にモバイルペイメントカンパニー「Paytm」を創業。インドで最も若い、叩き上げで財産を築いたビリオネアに。現在3億1000万人のユーザーが1日1600万回の取り引きを行う。総資産22億ドル(約2400億円)。

編集=Forbes JAPAN 編集部

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