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グッチはこうした取り組みをソーシャルメディアに投稿することで、多様性とインクルージョンの目標達成に向けた進捗を世間が評価できるようにし、自社に責任を負わせた。世間からバッシングを浴びた企業は、謝罪して責任を認めることで好感度を上げられることが調査から示されているが、変化を約束したのに実行できなかったとすれば企業の評判には取り返しがつかない影響が出る可能性がある。

企業が間違いや失敗から回復することは可能だが、それには謝罪以上のものが必要だ。評判回復に必要なのは行動だ。グッチにとっては、この重要な対話を継続するための橋渡しをどう行うかの議論を継続することが必須となる。

インクルージョン向上に向けた議論にニューヨーク市ハーレムの有名デザイナー、ダッパー・ダンが参加していることは方向性として正しいものだが、それ以上の取り組みが必要だ。ダンはツイッター上で、市民を対象とした討論会が予定されていることを発表し、そこで意見や懸念を表明することができると述べた。

具体的で長期的な変化をもたらす最初のステップは、対話を増やすことだ。この状況はグッチだけでなく、他の企業にとっても学びの機会となるべきだ。ただし永続的な変化をもたらすには、問題について話すだけでなく、こうしたアクションアイテムを実際に実施するステップを踏まなければならない。

編集=遠藤宗生

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