ビジネス

2019.02.24 10:00

カップルで起業する5つのメリットとデメリット

SFIO CRACHO / Shutterstock.com


1. 意味のない言い争いではなく質の高い口論ができる
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私はこれを良いことだと思っている。私たちは、あの従業員を昇進させるべきか、あるいは
なぜ会社にこのような再編が必要なのかなどを議論する。ただし悲観的に見れば、自宅で夕食を取っているときに仕事について話すことになるため、プライベートと仕事が頻繁に混ざってしまう状態だとも言える。

2. 同じことに情熱を注ぎ、集中できる

スタートアップの共同創業者は事業に情熱を注ぎ、全てを費やしてしまうことがほとんどだ。常に事業のことを考えていて、自分のことを理解して正直なフィードバックをくれる人とビジネスについて語りたいと考えている。これこそ、カップルの共同創業者が享受できるものだ。ただ、情熱を共有することでリスクも共有することになる。双方のキャリアをどちらも危険にさらすことになるため、ビジネスがうまく行かなければ家族にも影響が出るかもしれない。
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3. 遅くまで働いても罪悪感を持たなくて済む

カップルがどちらもビジネスに精を出している場合、どちらかが遅くまで働かなければならないときがあれば、批判するのではなく互いを支援・支持して理解するものだ。ただネガティブな点としては、仕事がプライベートの生活に取って代わってしまう可能性が挙げられる。

4. 信頼とコミットメントを持てる

カップルはそもそも、人生のあらゆる面で互いを信頼するものだ。これはビジネスにも当てはまる。カップルの共同創業者は同じ船に乗った2人の船長で、目指す島へと協力して船を進めることを心に決めている。

しかしこのほぼ無条件ともいえる信頼のせいで、事業を最大限きちんと管理してくれる人が常に存在するという安心感が生まれ、片方のコミットメント不足に発展してしまうこともある。またその逆で私生活での信頼関係が崩れた場合には、ビジネスも失敗する可能性が高い。

5. 意見の不一致への対処法が学べる

共同創業者は、会社の戦略から成長の優先事項、広告で使うフォントまで、ビジネスのあらゆる側面で異なる意見を持つことがある。互いを非常によく理解し、意見の不一致が起きた場合にどう対処するかを理解しているのが理想だ。意見の相違から生まれた解決策が最善のものとなるケースはとても多い。

一方ネガティブな視点から見ると、仕事での意見の相違がプライベートの愛憎劇に発展することがよくあり、チームの士気とビジネスに影響を与えてしまうかもしれない。

硬貨のどちら側もポジティブなものが一つあるとすれば、私にとってそれは成功を祝うことだ。人生のパートナーがビジネスのパートナーであれば、成功を共有し祝うことはまた格別だ。2人で行う事業なので、あらゆる達成事項で得られるアドレナリンや喜びを共有することができる。また、失敗したときでもそれを共有し、苦しみを共に分かち合う相手がいることはさらに重要だ。

翻訳・編集=出田静

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