I look at the impact of mobile technology and online media.

(Justin Sullivan/ by Getty Images)

アップルが今年リリースする新型iPhoneのうち、最大のモデルがトリプルレンズ仕様になる可能性がまた高まった。アップル製品のサプライチェーン関係者が、2019年は昨年以上にトリプルレンズの需要が高まると述べている。

この情報はスマホのレンズモジュールの大手サプライヤーである、台湾のLargan Precision内部からもたらされた。同社の昨年の第4四半期の売上は落ち込んだが、3レンズ仕様のカメラユニットの需要は、今後増加する見通しだ。

Larganは既に中国のOPPOやVIVO、ファーウェイらに加え、韓国のサムスンから受注を受けており、今年はさらなるビジネスの拡大を見込んでいる。同社がアップルが今年発売する「iPhone 11 Max」とされる端末向けに新たなハードウェアを提供することは、MacRumorsに掲載されたDigitmesのレポートで報じられた。

Digitmesは次のように述べている。

「これまでの実績から考えて、Larganがアップル向けの3レンズモジュールの製造を受託する可能性は高い。同社はアップルの競合メーカーの製造を請け負っていることで、コスト面での競争力も高く、技術的信頼度も十分だ」

9月に発売されるiPhone 11 Maxと暫定的に呼ばれている端末が、トリプルレンズ仕様になるとしたら、このモデルはアップル初の3カメラ仕様のiPhoneということになる。ファーウェイは2018年3月にスマホ史上初のトリプルカメラ端末「P20 Pro」を発表したがアップルは18カ月も遅れて、同じテクノロジーを市場に送り出すことになる。

これまでイノベーティブで、新たなテクノロジーを世に送り出すことを自負してきたアップルが、トリプルレンズの投入にこのような遅れをとったことは、ティム・クックが指揮する同社が、イノベーションの先駆者ではなく、追う側になったことを示している。

アップルはまたしても、同社が「最先端」であると主張するフラッグシップ端末に、一歩遅れたテクノロジーを搭載し、びっくりするような価格で販売しようとしている。

編集=上田裕資

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