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I write about management in its many forms.

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「周囲には自分よりも優秀な人を多く置いた方がよい。そうすれば、毎日学びが得られる」(ロサンゼルス・ラムズのヘッドコーチ、ショーン・マクベイ)

こうした考え方を持つマクベイが、30歳で米プロフットボールNFL史上最年少のヘッドコーチに就任するなどの輝かしい功績を達成したことは、全く驚くべきことではない。マクベイ率いるラムズは、今月3日のNFL王者決定戦スーパーボウルで、ニューイングランド・ペイトリオッツと対決した。

自分が周囲の誰よりも賢い人でなくとも気にしない姿勢は、優秀なリーダーの証だ。こうしたリーダーは、自分の虚栄心を抑制し、自分より才能ある人々を周囲に置いて上手く活用すれば、より良い結果が得られることを知っている。

冒頭のマクベイの言葉は、もちろんフットボールについてのものだが、同じことはビジネスでも通用する。世の中では大きな競争が繰り広げられている。より思慮深い視点を持つことで、よりうまく世を渡れるだろう。

エゴの余地はなし

私は長年に渡り、マネジメントで多くのミスを犯してきた(とても多すぎて最初の200のミスは思い出せない)が、唯一犯さなかった過ちは、自分よりも知識のある人材の採用を恐れることだ。この点で後悔はない。

私は過去に、博士号を持つ直属の部下を2人抱える社内唯一の人間だったこともある。そのような部下を持てたのは素晴らしいことだった。2人は私の専門知識での欠点を埋め、私を実際よりも賢く見せてくれた。さらに、2人のおかげで組織はより強固なものとなった。

冒頭の言葉は、シンプルだが重要なものだ。ビジネス(そしてスポーツ)は、厳しい弱肉強食の世界であり、できる限りの才能を結集する必要がある。

自分のエゴに、究極のチーム結成の邪魔をさせてはいけない。

編集=遠藤宗生

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