I cover young people doing big things

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ポップなイラストをふんだんに盛り込んだ、市場調査アプリ「Perksy」は退屈なアンケート調査にゲーム要素を盛り込み、大手飲料メーカーのペプシコやメディア企業ニコロデオンなどをクライアントに抱えている。

Perskyを用いた消費者アンケートでは、ユーザーの84%が全ての質問に答えている。一般的な消費者アンケートの場合、企業が結果を見るまで数週間以上の時間がかかる。しかし、Perskyなら企業は即座に結果を知ることができる。しかも、調査対象は13歳から38歳という、最も魅力的なグループなのだ。

Perksyの創業者でCEOのNadia Masriは、昨年のフォーブスの「30アンダー30」に選出された28歳だ。Masriは先日、400万ドル(約4.4億円)のシード資金を調達し、14名のチームとともに事業を拡大させようとしている。今回のシードラウンドは、Bain Capitalが主導した。

Bain CapitalのパートナーのSarah Smithは次のように述べた。「Perksyのアプリのエンゲージメント率は、他に類を見ない高さだ。創業者のMasriは同社をフォーチュン500企業に育てるという大きな野心を持つ、将来有望な女性CEOだ」

Perksyは創業初年度に130万ドル(約1.4億円)の売上を記録し、直近3カ月の売上成長率は216%に達している。同社の主要クライアントには、シルク・ドゥ・ソレイユなどの大手企業もあげられる。Perksy はカナダと米国のアップストアの人気ランキングで、上位10位圏内にランクインしている。

「アンケートに答えることによって、人々は企業の在り方に変化をもたらすことができる。Perskyの利用者は楽しみながら質問に答えている」とMasriは話した。

Perskyは今後、位置情報によるジオフェンス技術を活用した、マーケティング調査を実施する。Perskyのユーザーが、マットレス販売店を訪れた場合、アプリにアンケート調査がプッシュ通知で届く。ユーザーは質問に答える見返りに、無料のピローが貰える。この手法であればクライアントは迅速に調査結果を知ることができ、ユーザーの満足度も高い。

Masriはジオフェンスを用いたアンケート調査を、将来的にはスーパーマーケットの生鮮食品売り場にまで、拡大したいと考えている。彼女は独学でプログラミングを学び、ほぼ一人でアプリを開発した。

「投資家から資金を得られたことは、大きな励みになる。色んな立場の人の意見に耳を傾けつつ、会社を成長させていきたい」とMasriは話した。

編集=上田裕資

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