幸せになれる支出、実践するための5つのヒント

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4. 先に支払い後で使う

皆さんはきっと、クレジットカードを持っているだろう。つまり、大半の人たちは何かを今買い、後で支払いをしている。たとえ毎月、請求書に書かれた全額を支払っていても、それまで前の月にした全てのことにかかったお金を借りていたことに変わりはない。

同書によると、私たちは「先に支払い、後で消費する」ことによって、使う金額が少なくても、より多くの幸せを買うことができる。消費を遅らせることで、期待を持つという楽しみを得ることができるからだ。例えば、休暇は実際に休みを取る前の方が楽しい。

5. 他人に投資する

過去の研究結果によれば、他人のためにお金を使うことは、自分自身にお金を使う以上の大きな幸福をもたらしてくれる。

それを示す生きた手本としてダンとノートンが挙げているのが、実業家で富豪のウォーレン・バフェットだ。バフェットは自らが持つ富の99%を非営利団体に寄付する考えを表明。「これ以上に幸せなことはない」と述べた。

恐らく私たちのほとんどは、慈善団体に富の99%を寄付することはないだろう。だが、誰かを助けることで、大きな幸せを感じることはできる。

編集=木内涼子

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