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近藤麻理恵(Photo by Gary Gershoff/WireImage)

もしあなたがクローゼットの扉を開けて、古いソックスに「ときめくか」どうかを考えてしまうなら、きっとネットフリックスのリアリティ番組、「KonMari〜人生がときめく片付けの魔法〜」を一気見したのだろう。

近藤麻理恵の著書は2014年に出版され、ベストセラーとなった。ネットフリックスで上述の番組の配信が開始されたのは今年1月1日だ。そのメソッドによる「片付け」は、瞬く間に流行を引き起こしている。家の中のモノを片付ける人が増えることは、非営利団体やリサイクルショップにとってもうれしい話だ。

「こんまりメソッド」による片付けは、簡単に言えば家の中に置くモノを「心がときめく」ものだけにすることだ。この考え方には、納得がいく。自分にとって意味のあるものだけに囲まれて暮らしたいと思わない人はいないだろう。

ただ、整理整頓するための方法は一つではない。女優ケイト・ハドソンはシューズクローゼットを片付けるために「ニート・メソッド」の助けを借りたことをインスタグラムに投稿している。

多くの人が効果を実感

「こんまりメソッド」で片付けをするようになって、生活が変わったという人は数多い。その1人、ミステリーツアーやサプライズ・バケーションを専門とするマジカル・ミステリー・ツアーズのデニース・チェイクン社長は、幼い子供を連れて数週間の旅行を繰り返し、移動している時間が生活のおよそ2割を占めるという生活を送っている。

2015年にこの方法で片付けるようになるまでは、グレッチェン・ルービンの著書『人生は「幸せ計画」でうまくいく!』を参考にしていた。だが、今の方が家の中にモノが少なくなり、整理整頓もできていることから、関心のある他のことに使える時間と自由が増え、節約もできるようになったという。

また、あるインテリアデザイナーの女性は、家中をすっかり片付けた後、心の整理もつけることができた。最も「ときめかない」のは結婚生活だと気づき、離婚を決意したのだ。それから3年たった今も、幸せな独身生活を送っている。

コンピューター・プログラマーの男性は、以前はリビングルームの真ん中に段ボールを放置したままで暮らしていた。あちこちに靴下や紙類が山積みになっていたが、どんなに散らかっていてもそれを解決すべき問題だとも思っていなかった。

「整理整頓しておくということから、プロセスや戦略を学んだ。いつでもきれいにしているわけではないが、散らかったものに対応するための戦略があることで、安心感を持っていられる」

編集 = 木内涼子

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