つまり、より“優秀な人材”に対しては、以下のような「マネジメントの基本」の実践が重要になるということでしょう。一言でいえば、「あの人のために働きたい」と思われるような人が、良いマネージャーでしょうか。
・部下の能力や特性を見極め、チャレンジと成長機会のバランスを取る
・部下の特性や価値観にあったフィードバックを提供する
・ロールモデルを示す
・業績のみならず、成長の認知を示す
数字だけが「パフォーマンス」だと勘違いして、数値目標だけを気にしていると思われる上司の態度は、部下を疲弊させ、不信感を招きます。
組織の「脈」を乱さぬために
スピーディーに物事が進展する今、マネージャーの役割はますます重要になってきています。それに伴い、マネージャーの重要な役割をサポートし、従業員の状態や組織状態を健全に保つためのテクノロジーも増えてきています。
一週間などの短い単位で従業員の満足度をチェックする「パルスサーベイ」もその代表的なものですが、「パルス(脈)」とは良く言ったものです。
脈が乱れるのは、病気の兆候。さて、皆さんは、組織の「脈」をどう測っているでしょうか? マネージャーさん達は、脈の測り方を心得ているでしょうか?
連載 : 働き方改革の先にあるもの
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