フォーブス ジャパン編集部 エディター

昨今、深刻な人手不足に陥っているのが飲食業界だ。2018年12月に求人検索エンジン『スタンバイ』 が発表した調査によれば、飲食業界の有効求人倍率は4.18倍に達したという。これは志望者1人に対し、 4社〜5社が「うちに来てください」と声をかける状態。

『リクルートエージェント』における、2018年12月末日時点の転職求人倍率が1.65倍だったことを踏まえると、飲食業界の人手不足がいかに深刻化がわかる。

そんな飲食業界における人手不足の解決を目指すサービスが登場した。2019年1月23日、Yoloは飲食店に特化したスキマ時間に働ける単発ワークプラットフォーム「sukima works (以下、スキマワークス)」の開始を発表。



スキマワークスは「人手が欲しい飲食店」と「スキマ時間に働きたい人」の2つを結びつけ、スキマ時間に働くことを可能にする単発ワークプラットフォーム。

Yoloによれば、飲食業界は労働力不足が深刻化している一方で、働き手は日払いや単発バイトなど、シフトや給与の受け取り方に制約のない「すぐ働き、すぐ稼ぎたい」ニーズが増加傾向にあるという。そんな両者のニーズをマッチングさせることで、飲食業界の人手不足の解消を目指す。

 

働き手がスキマワークスを活用するメリットは主に3つ。登録の手間なく、気になった求人があればすぐに申し込むことができ、給与は勤務後に手渡しで受け取れる。一方、飲食店はコストをかけずに、飲食業の勤務経験者を単発で採用できる。

すでにスキマワークス内にはミシュラン掲載店や、有名チェーン、個人事業の店舗など、都内500店舗を超える飲食店が登録している。さらに求人は時給1200円以上の高額時給のアルバイト、当日現金払いのアルバイトなどがメインになっているという。

昨今、飲食店の会計や予約管理をテクノロジーで効率化させるツールは登場していたが、これまで飲食店の働き方、労働力問題をテクノロジーの力で変革するツールはなかった。スキマワークスは飲食業界の人手不足を解消できるのか。今後の展開に期待したい。

文=新国翔大

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