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2019.01.23 06:00

スタバの中国事業に黄信号? 地元コーヒーショップが急成長

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問題はビジネスモデル
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それでも、均質ではなく多様な中国の消費者市場において、消費者の心と財布を獲得するのは容易なことではない。同市場を構成するのは、主に次の3つの消費者層だ。

1. 高度にグローバル化された消費者層。好みは高度先進国の消費者と類似している。珠江デルタ地域(香港、広州、深圳)、長江デルタ地域(上海とその近隣の都市)、首都圏(北京と天津の周辺地域)を含む東部の3つの地域に多い。

2. 地方色が非常に濃い消費者層。この層に分類される消費者は、地元に根付く従来の好みを維持している。中部から西部の地方部に多い。
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3. ある程度グローバル化された消費者層。好みについては、上記2つの層の特徴を併せ持つ。福州、淄(シ)博、青島、汕頭、大連、恵州などの大都市に多い。

スタバはこれまで、商品のローカライズがほぼ不要であり、獲得しやすい「高度にグローバル化された消費者層」をターゲットに中国事業を拡大してきた。

だが、そのビジネスモデルを大幅に変更することなく、その他2つの消費者層を取り込むことは非常に困難だろう。この点は今後、同社のスケーラビリティーや売上高の伸び率、収益性にとって、より大きなマイナス要因となる可能性がある。

編集=木内涼子

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