そんなネットフリックスが1月17日、2018年第4四半期(10月-12月)の決算を発表した。その内容からは同社の好調ぶりが伺える。
2018年の総収益は160億ドルに
ネットフリックスが発表した「投資家向けレター」によれば、同社の2018年の総収益は前年比35%増の160億ドル、営業利益は倍増の16億ドルだった。
また、第4四半期で有料メンバー数は2018年末時点で1億3900万人(前期比約900万人増加、前年比2900万人増)になった。第4四半期における有料メンバー数の推移は過去最高の880万人増(前年同期比33%増)となっており、そのうち730万人は米国外から登録されているとのこと。引き続き、有料メンバーは堅調に推移していることがわかる。
一方で先日、発表した価格変更について、ネットフリックスは投資家向けレターでこうコメントしている。
「私たちは素晴らしいエンターテインメントに投資し続け、ネットフリックスの全体的な体験を向上させるため、価格を変更します。もちろん、私たちは、ネットフリックスにはその価格が見合うだけの価値があり、また手頃な価格であることを保証したいと思います」
米国での新たな価格設定は、新規契約はすでに開始されているが、既存会員に関しては2019年の第1四半期、第2四半期にわたって、段階的に導入されていく予定だという。
また、今回の決算発表に併せて、新たな最高財務責任者(CFO)としてスペンス・ニューマンが着任したことも発表された。