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2019.01.22 15:00

注目のディープテック・バイオケミカル関連スタートアップ14社 #日本のスタートアップ図鑑

日本のスタートアップの調達総額は、この5年で4.7倍に増加した。大型投資が相次ぎ、政府が「2023年までにユニコーン20社」の旗をふるなか、次のメルカリが産声を上げている。Forbes JAPANが発表した「日本のスタートアップ大図鑑」より、注目のディープテック・バイオケミカル関連スタートアップ14社を紹介する。


京大発の「膜」ベンチャー
FLOSFIA

代表者:人羅俊実
創業年:2012年4月
累計調達額:22.6億円

京大発のミストドライ(R)成膜技術専門ベンチャー。霧状にした溶液を用い、金属酸化膜や有機膜などさまざまな薄膜を生成。太陽電池や有機デバイスなどに用いる。

有機EL材料ベンチャー
Kyulux

代表者:安達淳治 
創業年:2015年3月
累計調達額:20億円以上

九大の安達千波矢教授が開発した第三世代有機EL発光材料を実用化するスタートアップ。次世代の有機ELディスプレイを実現する技術で、9月にサムスンとも提携。

デジタルネイチャーを実現
Pixie Dust Technologies

代表者:落合陽一
創業年:2015年1月
累計調達額:6.45億円以上

メディアアーティストの落合陽一氏が率いるスタートアップ。音・光・電磁波などの波動を用いた空間制御や視聴触覚表現の3次元化について研究開発している。

リサイクルで素材を循環
日本環境設計

代表者:高尾正樹
創業年:2007年1月
累計調達額:─

資源が循環する世の中を目指して、衣類やプラスチック製品をリサイクルするための仕組づくりを行っている。古着からポリエステル樹脂を製造する技術も開発。

化学品の製造手法を変える
マイクロ波化学

代表者:吉野 巌
創業年:2007年8月
累計調達額:38.14億円

電子レンジに使われているマイクロ波で効率的に化学品を製造する技術を研究している大阪大学発スタートアップ。三井化学や岩谷産業と資本業務提携している。

京大発iPS細胞スタートアップ
iHeart Japan

代表者:角田健治
創業年:2013年4月
累計調達額:─

山下潤教授らの研究成果を用いた、心疾患治療開発ベンチャー。iPS細胞から作製したシート状の細胞を、心臓の外側に貼り付けることで心臓移植の代替を目指す。
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文=Forbes JAPAN編集部

この記事は 「Forbes JAPAN 日本の起業家」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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