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フォーブス ジャパン編集部 エディター

「PR3.0」に登壇したm-floのVERBALと☆Taku Takahashi

2018年11月27日、虎ノ門ヒルズで開催されたカンファレンス「PR3.0」。数あるセッションの中で、異彩を放っていたのがm-floの2人が登壇したセッションだ。

「m-floが考えるグローバルPR ー「カルチャー」でつながる新しいLDHのプラットフォーム構想」と題し、VERBALと☆Taku Takahashiの2人がグローバルPRについて語った。

m-floの2人が考える「グローバルPR」とは何か──セッションの内容を前後編にわけて書き起こし形式でお届けする。


日本は想像の5000倍以上、世界から注目されている

本田:ブルーカレント・ジャパンの本田です。たくさんの方にお集まりいただき、ありがとうございます。朝から参加されている方も多く、少しお疲れ気味かもしれませんが、このセッションも楽しんで聞いていただければと思います。

このセッションのテーマは「グローバルPR」。日本から世界に向けて情報を発信する、あるいは海外のステークホルダーと関係を構築することをテーマに話していきたいと思っています。

では、さっそく今日一緒にセッションをやっていく、m-floの2人を呼びたいと思います。大きな拍手でお迎えください。m-floの2人、VERBALさんと☆Takuさんです。20周年おめでとうございます。

VERBAL:ありがとうございます。

本田:今日はグローバルPRについて話していきたいのですが、そもそもm-floの2人がPR関係のカンファレンスに登壇されたことはあるんですか?

VERBAL:以前、カンヌまで行かせていただいて、カンヌ広告祭でご一緒させていただいたのが初の登壇だったと思います。パリは別の機会で訪れたことはあったのですが、カンヌは初で。いきなり登壇というハードルの高い状況でしたが、素晴らしい体験になりました。

本田:もしかしたら、ご存じない方もいるかもしれません。実は私は6月のカンヌ広告祭にVERBALさんと一緒に登壇させていただきまして。世界中のクリエイティブな方たちに向けて、LDHの取り組みを伝えるいい場になったと思います。今日はグローバルPRということで、Takuさんはいかがでしょうか?

☆Taku:PR系のカンファレンス登壇は初めてですね。もともと、アーティストとして音楽業界に入って20年経ちますが、最初の頃はPRのことは全く考えず、音楽しかつくってきませんでした。ただ最近、これまでに自分がやってきたことが実はPRだったんだな、と気づかされるようになっています。

本田:やっぱりm-floといえば、日本発のアーティストの中でも世界との関わりや海外マーケットとの親和性は強いのかな、と思います。いろんな海外アーティストとコラボレーションもされていると思いますが、どうですか? これまでの活動を通じて、日本と世界で「違うな」と感じることはありますか?


m-floのVERBAL

VERBAL:違いを感じたことはありませんが、これだけ世界から日本が注目されているのに、日本の人たちは意外と認識していないんだな、と思います。世界の人たちは自分たちが想像している5000倍ぐらい注目していて。何なら海外の人たちのほうが日本のことを熟知している場合も多く、日本に対して注目が集まっているのをすごく感じます。

本田:それは日本人にとって、うれしいズレと言いますか。海外がすごく注目してくれているのに、日本はあまりそう思ってない。

VERBAL:ちょっとした行き違いじゃないですけど……。日本は日本で「ファッションや音楽、飲食などがイケてるんですよ」って発信してるんですけど、海外は違う角度から注目して日本に来ている。だから意外と交差していなくて。

その証拠に海外に行くと、日本にフォーカスしたイベントだったり、日本のカルチャーを勝手に祝って盛り上がったりしているんです。でも、そうしたイベントに日本企業はちょっとしか絡んでいなくて、非常にもったいないと思いますね。

文=新國翔大 写真=PR Table提供

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