ビジネス

2019.01.18

パリ初のヌードレストランが閉店へ 奇抜なビジネスの問題点とは

レストラン「O'naturel」の店内(photo courtesy of O'naturel)


裸のレストランは、ラスベガスのような場所ではより大きな成功を収めることができたかもしれない。

“罪の街”と呼ばれるラスベガスを訪れる人たちは、禁じられた遊びを求めており、抑制を脱ぎ捨てたがっているのかもしれない。

一方で難しいのが、裸は性的なことと捉えられがちな社会で、こうしたレストランが違法行為の場となるのを防ぐことだ。ヌードはただの裸の体だと見る人もいれば、性的な誘いとして受け取る人もいる。

レストランで裸で食事をするという興味深いコンセプトは、商売的に賢いアイデアというよりかは、象徴的なものなのかもしれない。

最初のデートで全てがさらけ出される状況を想像してみよう。あなたとデート相手の間には、テーブルと食事しかない。隠すものがほぼない中で、人は相手とより多くのことを共有し、秘密を打ち明け、警戒を解いて自分の本当の姿を見せるかもしれない。

編集=遠藤宗生

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