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インスタとTikTokの追い上げに苦戦

スナップが運営する動画メッセージアプリのスナップチャットは、利用者の引き止めに苦戦している。昨年10月に同社は、第2四半期から第3四半期にかけてユーザー数が1%減少し、デイリーユーザー数が1億8600万人になったと発表した。スナップは10月、投資家に対しユーザー数の減少は今後も継続する見込みであると警告した。

一方でスナップは15日に提出した書類で、2月に発表する第4四半期の売上が、以前に発表したガイダンスの上限付近に近づく見込みであると述べている。昨年10月のガイダンスで同社は、第4四半期の売上が3億5500万ドルから3億8000万ドルに達し、損失は7500万ドルから1億ドルのレンジに収まると述べていた。

スナップチャットは10億人以上の利用者を誇るフェイスブック傘下のインスタグラムとの競争に直面し、世界で5億人の月間ユーザーを抱える中国のTikTokにも追い上げられている。スナップチャットが今後も、勢いを取り戻せない場合、共同創業者らはビリオネアの地位から転落する可能性もある。

フォーブスの試算では、スナップの株価が3.5ドルを下回った場合、エヴァン・スピーゲルや彼と同社を共同創業したボビー・マーフィーらの資産額は10億ドルを下回ることになる。フォーブスのリアルタイム・ビリオネアランキングのデータで現在、スピーゲルとマーフィーの資産額はそれぞれ15億ドル(約1640億円)とされている。

編集=上田裕資 写真=GettyImages

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