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2019.01.17

注目のロボティクス・IoT・ドローン関連スタートアップ20社 #日本のスタートアップ図鑑

日本のスタートアップの調達総額は、この5年で4.7倍に増加した。大型投資が相次ぎ、政府が「2023年までにユニコーン20社」の旗をふるなか、次のメルカリが産声を上げている。Forbes JAPANが発表した「日本のスタートアップ大図鑑」より、注目のIoT・ドローン関連スタートアップ20社を紹介する。


産業用ロボにピッキング革命
Kyoto Robotics

代表者:徐 剛
創業年:2000年12月
累計調達額:約10億円

立命館大学発、産業用ロボットによるばら積みピッキングを実現する3Dビジョンセンサーや物流向け知能ピッキングロボットを開発・販売。

低コストの不揮発性メモリ開発
フローディア

代表者:奥山幸祐
創業年:2011年4月
累計調達額:24億円以上

電源を切っても記憶機能を維持する不揮発性のフラッシュメモリーの開発を行う半導体スタートアップ。電力消費量も少なく、起動も早い。技術者7人で創業。

平均年齢52歳の技術者集団
コネクテック・ジャパン

代表者:平田勝則
創業年:2009年11月
累計調達額:─

合温度と接合荷重を下げることで、半導体を基板上に実装するラインを「卓上サイズ」まで小型化。国内メーカーからのリストラ技術者の雇用にも積極的だ。

産業用ドローンの開発・製造
ブロドローン

代表者:河野雅一
創業年:2015年1月
累計調達額:10億円以上

産業用ドローン専門メーカー。測量に加え、アームで危険物をつかむ、着水して水中を撮影するなどの操作が可能。IHIの災害救援物資輸送用ドローン開発も支援。

「ロボット版Android」開発
Rapyuta Robotics

代表者:Gajan Mohanarajah
創業年:2014年7月
累計調達額:14億円以上

ロボット、センサー、データセンターなどをネットワークでつなぐ「クラウド・ロボティクス・プラットフォーム」開発ほか、企業向け自律飛行型ドローンの開発も。

ドローンソリューションを提供
センシンロボティクス

代表者:出村太晋
創業年:2015年10月
累計調達額:約12億円

全自動ドローン運用サービス「DRONEBOX」や、ドローンで撮影している映像を、遠隔かつ複数の拠点でリアルタイムに共有できるサービスなどを提供。

アフリカを舞台にドローン事業
CLUE

代表者:阿部亮介、夏目和樹
創業年:2014年8月
累計調達額:3.7億円以上

ガーナ政府機関と協力協定を結び、ドローンによる道路の点検作業を行う。飛行制御やデータ管理・加工ができるソフトウェア開発・運営。
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文=フォーブス ジャパン編集部

この記事は 「Forbes JAPAN 日本の起業家」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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