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2019.01.15 14:30

注目のフィンテック関連スタートアップ15社 #日本のスタートアップ図鑑

日本のスタートアップの調達総額は、この5年で4.7倍に増加した。大型投資が相次ぎ、政府が「2023年までにユニコーン20社」の旗をふるなか、次のメルカリが産声を上げている。Forbes JAPANが発表した「日本のスタートアップ大図鑑」より、注目のフィンテック関連スタートアップ15社を紹介する。


簡単にできる「テーマ投資」
FOLIO

代表者:甲斐真一郎
創業年:2015年12月
累計調達額:約91億円

「ドローン」「VR」など、多彩なテーマを選ぶだけで、誰でも簡単に複数企業に分散投資ができる次世代型投資サービス「FOLIO」を開発・運営。

グローバル分散投資ロボアド
お金のデザイン

代表者:中村 仁
創業年:2013年8月
累計調達額:約110億円

利用者の年齢や金融資産額に応じて世界の上場投資信託(ETF)からアルゴリズムが最適な商品を自動売買し運用してくれるロボアドバイザー「THEO」の運営。

ITで金融サービスを再発明
Finatext

代表者:林 良太 
創業年:2013年12月
累計調達額:60億円以上

金融とITを組み合わせた独自サービスに注力。傘下のスマートプラスを通じて提供するモバイル株取引アプリ「STREAM」など、複数の金融系アプリを展開。

クレカ不要の後払い決済
Paidy

代表者:ラッセル・カマー
創業年:2008年3月
累計調達額:88億円以上

クレジットカード不要。携帯番号とメールアドレスだけで使える後払いの決済サービス。今後リアル店舗での決済も予定。7月に伊藤忠、GSらから60億円を調達。

QRコードで非接触決済
Origami

代表者:康井義貴
創業年:2012年2月
累計調達額:88億円以上

ECでもレジでも、QRコードをスマホで読み込むだけの決済サービス「Origami Pay」を運営。9月にSBIインベストメント、トヨタファイナンスらから66.6億円を調達。

1000円からの株式投資
One Tap BUY

代表者:林 和人
創業年:2013年10月
累計調達額:25億円以上

わずか3タップで株式投資ができる日本初のスマホ専業証券会社。日本株30、米国株30銘柄を1,000円から売買可能。ETFも扱う。口座開設数は13万口座を超える。

無料のP2P決済アプリ
Kyash

代表者:鷹取真一
創業年:2015年1月
累計調達額:10億円以上

個人間送金&決済アプリ。サービス開始前の16年12月に、シリーズAでジャフコ、三井住友銀行、伊藤忠商事、電通デジタル・ホールディングスらから10億円を調達。

資産状況をカンタン把握
Moneytree

代表者:Paul Chapman
創業年:2012年4月
累計調達額:11.5億円以上

無料で使えるシンプルな個人資産管理アプリ。銀行口座、クレカ、電子マネー、マイル、ポイントカード、証券口座を登録すれば、残高や明細などを自動で更新。
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文=フォーブス ジャパン編集部

この記事は 「Forbes JAPAN 日本の起業家」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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