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フォーブス ジャパン コミュニティプロデューサー

(写真:象印マホービン株式会社)

創業101年を迎えた象印マホービンが、「黒」を基調とした家電シリーズ「STAN.」を発表した。IH炊飯ジャー、電動ポット、コーヒーメーカー、ホットプレートの4製品を2月1日から発売する。

象印といえば、真っ白な魔法瓶。そのイメージとは真逆の「黒」を使用したのはなぜだろうか。おしゃれ家電が注目される中で、老舗企業象印マホービンの考えを担当者に聞いた(以下、担当者談)。

隠す家電から、見せる家電へ
                   
昨今のキッチントレンドでは、黒や白のモノトーンのどちらかが好まれる傾向があります。黒を選んだ理由としては、フライパンなどの鋳物調理道具とのなじみも良く、最近流行のマット調の素材感を引き立たせることができる点、上質さを感じやすい点などが挙げられます。   

今まで、キッチン家電は隠すものでした。しかし、私たちがターゲットとしている30代の共働き・子育て世帯は生活の中の気に入ったものを「見せる」ことも楽しむ世代だととらえています。

キッチン自体も壁がなくなり、カウンター式で中を見せるものが増えたのも新しい世代の価値観に合わせた結果ではないでしょうか。



黒は、性別を選ばない

商品化前にターゲット世代に行ったユーザーアンケートでも、男女問わず黒いモデルが支持されたことも理由の一つです。黒はユニセックスな色です。誰でも家事をする時代の中で、どんな性でも親しみやすいカラーを選びました。

創業101年目の思い
                   
当社は 1918年の創業以来100年間、お客様の暮らしと時代のニーズに寄り添い、コーポ レートスローガンである『日常生活発想』に基づいた多種多様な製品を世に送り出してきました。101年目の新たなスタートを迎えた今、次の時代を担う中核となるこうした世代のニーズに、我々が培ってきた技術力で応えたいと考え、本シリーズは生まれました。

仕事は男性、家事は女性。そんな考え方、今は通用しなくなってきている。性別関係なく当たり前のように仕事も家事もする人たちが増えている。そして彼らは仕事で忙しい。疲れた体を運び、家に帰ると家事が待っている……。そんな生活を繰り返している。

それならちょっとでも家事を楽しめるような商品はないだろうか。「白」のイメージカラーにとらわれることなく、象印マホービンの創業101年目の挑戦と仕事を頑張る人への愛情が詰まっているのではないかと想像した。

文=井土亜梨沙

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