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(Photo by Buddhika Weerasinghe/Getty Images)

1月14日は成人の日。「さとり世代」「Z世代」とも呼ばれる彼らは、一体どのような意識を持っているのだろうか。統計データをまとめた。

総務省統計局調べによると、今年は約125万人の新成人が誕生する。推計開始(1968年)以降、最多だった1970年の246万人(1949年生まれ)の約半数だ。

共働きは当たり前? 新成人の恋愛・結婚観

若者は恋愛に消極的との言説もあるが、オーネットによる「第24回新成人の恋愛・結婚に関する意識調査」では、恋愛に肯定的であるという結果が出た。

「今後異性との交際を積極的にしていきたい」と答えた新成人は半数以上の50.6%。一昨年、去年に続き、3年連続で増加している。

また、「将来結婚したいと思う」と答えた新成人は79.3%、「20代前半で結婚したい」と答えたのは47%で、前年に比べ10%増となった。「晩婚化」が進む流れに逆らう結果である。

さらに、「結婚後、専業主婦(夫)になりたいか」の質問に対して、「なりたい」と答えたのは全体では17%、女性では23.6%となり、専業主婦を望む新成人女性は4人に1人という結果が明らかになった。

他にも、SNSをきっかけとした恋愛に肯定的な回答が増えるなど、新成人の恋愛観の変化がうかがえる。

マイカーは今も若者の憧れ? 免許保有率6割、新成人のクルマ事情

かつて若者の憧れであったマイカーへの意識の変化もみられそうだ。ソニー損保の調査では、新成人の免許保有率は61.5%、マイカーの所有率は16.7%だった。

マイカー購入予算の平均額は175万円と4年連続で減少傾向にある。昨今のコンパクトカー・軽自動車人気や、中古車市場の盛り上がりの影響もあるのかもしれない。

一方で、新成人の50%が同年代のマイカー所有者へ憧れを抱いているという結果も出ている。金銭面などの問題がクリアできればマイカーを所有したいと考えている若者は少なくない。

ちなみに、新成人が20歳のうちに欲しい車はトヨタの「アクア」が1位、将来購入したい憧れの車は「BMW(1シリーズ/3シリーズなど)」が1位だった。

平成の次の時代を担う新成人

未来への希望や不安を抱きつつ、どこか現実主義的にも思える今年の新成人。自身が担っていく日本の未来については、どう考えているのだろうか。

マクロミルの調査では、日本の未来について「暗い」または「どちらかといえば、暗い」と答えた新成人は63%にのぼった。

また、「これからの日本の政治について期待できない」と答えた新成人は78.0%、「国民年金制度を信用できない」は58.6%だった。様々な面で不安を抱く新成人が多いと見受けられる。

一方で、37%が東京五輪や大阪万博の開催を理由とした肯定的な意見を述べている。

平成最後の新成人は、平成の次の時代をどう担っていくのだろう。61%の新成人が「自分たちの世代が日本の将来を変えていきたい」と答えており、今年の新成人の多くが日本の将来を「自分ごと」として捉えていることもわかった。

文=大竹初奈

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