大きなキャリア変革をする前に自問すべき4つのこと

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3. 他にはどのような変化が必要か

大きなキャリアの決断を下すと、生活が何らかの形で破壊されることが多い。それを実現するために何を変える必要があるのか、新たなキャリアを始めた結果として何が変化するのかを考えること。外部的なものも内部的なものも、全て考慮する。

また、こうした変化を起こすことで何を得るべきかにも注目する。職場の文化や方針、勤務地などの変化があることも心に留めておくこと。こうした要素の全てが、あなたの将来の仕事への満足度に大きな影響を与える。家族がいる場合は、家族への影響も考慮すべきだ。

4. 最悪のシナリオと最高のシナリオ

考えられる限りの悪い結果を想像し、そこから良い結果へと移行させよう。失ったり、逆に得たりするものには何があるだろうか? アイデアを書き出したら、まずはネガティブな要素を全て評価しよう。それから各要素を分解し、それぞれどのように克服・回避できるかを考える。最悪のシナリオのほぼ全てに対し、解決策を見つけられる場合が多い。最初にネガティブな考えを排除しておくことで、ポジティブな面について考えられるようになる。

大きなキャリア変革を遂げる場合、どのようなケースであっても必ず少しばかりの不安が存在することを覚えておこう。「こうしていたらどうなっただろう?」と考える気持ちは消えず、決断をした後に何度も繰り返し心の中でそのシナリオを想像するだろう。あなたができる最善のことは、時間と労力を費やしきちんと考えて決断したため、全てが期待通りに行くはずだと自分に言い聞かせることだ。心配な気持ちになってもよいが、大きな変化を受け入れることをためらってはいけない。

翻訳・編集=出田静

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