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日本のスタートアップの調達総額は、この5年で4.7倍に増加した。大型投資が相次ぎ、政府が「2023年までにユニコーン20社」の旗をふるなか、次のメルカリが産声を上げている。Forbes JAPANが発表した「日本のスタートアップ大図鑑」より、注目のヘルスケア・メディカル関連スタートアップ35社を紹介する。


網膜に直接映像を投射
QDレーザ

代表者:菅原充
創業年:2006年4月
累計調達額:7億円以上

目の網膜に直接映像を投射する「網膜走査型レーザアイウェア技術」を用いて、極度の近眼や角膜に障害がある人の視力を補助できるメガネ型装置などを開発。

世界初、非侵襲血糖値センサー
ライトタッチテクノロジー

代表者:山川考一
創業年:2017年7月
累計調達額:─

5秒手をかざすだけ、採血不要の血糖値センサー。高輝度の中赤外レーザーを用い、世界で初めて採血不要で血糖値のみを測定できる。2021年をめどに商品化予定。

AI活用の医療画像解析技術
エルピクセル

代表者:島原佑基
創業年:2014年3月
累計調達額:37億円以上

ライフサイエンス領域の画像解析を得意とする東京大学発ベンチャー。AIを活用した医療画像診断支援技術「EIRL」を中心に高精度なソフトウェア・システムを開発。

iPS細胞で「輸血医療」に挑む
メガカリオン

代表者:三輪玄二郎
創業年:2011年9月
累計調達額:74億円以上

iPS細胞株から高品質の血小板および赤血球を産出し、計画的安定供給が可能で、安全性が高く、医療コストの低い、血液製剤の開発を目指している。

核酸原料開発から創薬まで
ボナック

代表者:林宏剛
創業年:2010年2月
累計調達額:25億円以上

独自の核酸化学技術を用い、新しい基盤技術「ボナック核酸」を創出。「特発性肺線維症」をはじめとしたタンパク質合成などの遺伝子発現を抑える治療薬を開発中。

灰石でつくる新しい「紙」
TBM

代表者:山崎敦義
創業年:2011年8月
累計調達額:100億円以上

水や木を一切使わず、石灰石からつくる新素材LIMEX(ライメックス)を開発。世界中に安価&大量に存在する石灰石が、紙やプラスチックを代替する「素材革命」。

手術中にガンを光らせる薬
五稜化薬

代表者:丸山健一
創業年:2010年7月
累計調達額:12億円以上

東大の浦野泰照薬学部教授が発明した「蛍光プローブ」を基に、世界初、スプレーをすることで手術中にガンの部位を光らせる製品を開発。北海道に本社を置く。

世界唯一の技術「糖鎖工学」
糖鎖工学研究所

代表者:朝井洋明
創業年:2012年4月
累計調達額:10億円以上

糖鎖の大量生産に世界で唯一成功。ヒト型糖鎖製造、糖鎖修飾技術を基盤とし、低価格・高品質のバイオ医薬品を提供。5月に日本触媒らから10億円を調達。

抗ガン剤研究ベンチャー
Chordia Therapeutics

代表者:三宅 洋
創業年:2017年11月
累計調達額:─

4武田薬品の研究者6人が設立した、新規抗ガン薬の研究開発を進めるバイオベンチャー。創業1カ月後に武田薬品、京大iCAPなどから12億円を調達。

免疫多様性解禁で創薬
Repertoire Genesis

代表者:鈴木隆二
創業年:─
累計調達額:7億円以上

T細胞受容体/B細胞受容体レパトア解析やネオエピトープ解禁など免疫システムの多様性を解析し、ガンや自己免疫性疾患の効果的な薬や診断薬を開発。

自宅でできる遺伝子検査キット
ジェネシスヘルスケア

代表者:佐藤バラン伊里
創業年:2004年3月
累計調達額:21.8億円以上

民間向け遺伝子検査キット「GeneLife」シリーズを製造。また、研究・医療機関、製薬会社に向けて、国内での安価な全ゲノムシーケンスサービスも提供。

文=フォーブス ジャパン編集部

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