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<翻訳>

マイクロソフトはAIを利用し、中国語から英語へのニュース記事の翻訳において「人と同程度の質と正確性」を実現した。同社のテクニカルフェロー、黄学東(Xuedong Huang)は「機械翻訳を人間による翻訳と同レベルにするのは、皆が抱いていた夢だ。まさかこんなに早く実現するとは思われていなかった」と語る。

<バーチャルアシスタント>

もちろん、この技術はしばらく前から登場していた。しかし2018年、バーチャルアシスタントは臨界点に達した。

アルゴリア(Algolia)の共同創業者でCEOのニコラ・デセーニュは「史上初めて、会話型の検索──自然な会話の形式でテクノロジーと交流し反応を得るプロセス──が、文脈上の関連性があり個人に合わせた対話のパイプ役を果たすようになった」と語る。

『音声アシスタント消費者採用レポート2018』からの調査結果によると、音声で作動するデジタルアシスタント端末の世界流通数は、過去2年半で10億台を超えた。

<コネクテッドサプライチェーン>

アマゾン・ドット・コムは2018年1月、倉庫で働く従業員の動きを追跡するリストバンドの特許を取得した。目的は、受注処理の効率化だ。

CGSのフィル・フリードマンCEOは「アマゾンによると、リストバンドは商品在庫管理などの時間のかかる作業の改善に役立つ」と語る。「スマートファクトリーにおける機敏性やオートメーション(自動化)により、工場は最小限の介入で変化に適応できる。従業員とテクノロジーが連携することで、製造業者はリアルタイムで監視と調整ができる」

<音声識別>

ピンドロップ(Pindrop)は2018年、エンドツーエンドのディープニューラルネットワークを利用した話者識別に関する初の特許を取得した。「Deep Voice」と名付けられたこの技術は、話者の声だけを基に、正当な電話か詐欺の電話かを受動的に識別できる。

ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズのダン・カポジ執行副社長(EVP)はこう語る。「ディスカバーでは常に顧客保護のための新たな方法を模索しており、顧客が安心して自由かつ簡単に自分のアカウントを利用できるよう努めている。ピンドロップによるAIテクノロジーのおかげで、より便利かつ安全な顧客体験を実現すると同時に、自然な会話の速さで素晴らしいサービスを提供できる」

編集=遠藤宗生

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