平成最後の年。起業家たちが印象に残っている人物は誰なのか? 今回、Forbes JAPAN編集部は起業家に向けてアンケートを実施。起業家たちに「2018年に最も印象に残った人物」を聞いた。
ジャック・ドーシー(Twitter、Square)
Squareの経営における、彼のSMBフォーカスの一貫性、ビジョンの有限実行っぷりはすさまじい。狂気。特に今年半ばに開示された、Squareの事業規模別顧客セグメント構成の数字は、私が個人的に推計してた構成と大きく異なる = 大規模顧客比率が圧倒的に低いものでした。すごすぎる。(hey佐藤祐介)
ずっと尊敬していて初めてお会いしたのですが、プロダクトへのこだわりが凄くてより好きになりました。(BASE鶴岡裕太)
TwitterとSquareの2社のCEOを務め、2018年に2社の株価を過去最高に伸ばした功労者です。一時は次のマイスペースとまで言われていたTwitterを立て直し、株価を上場時の水準まで戻しました。また、ダウンラウンドで上場し、賛否両論のあったSquare社の株価を過去最高の水準まで伸ばしました。創業者CEOとして、2社同時に経営し、この規模の功績を残したことは、とても印象的でした。(Anyplace内藤聡)
鶴岡裕太さん(BASE)
堀江裕介さん(dely)
次世代の起業家として大きく飛躍した1年だったかと思います。(CAMPFIRE家入一真)
前澤友作さん(ZOZO)
2018年9月に発表された「dearMoon」プロジェクトの会見を見たとき、いち経営者として非常に感銘と刺激を受けました。(BANK光本勇介)
秋元康さん(放送作家、音楽プロデューサー)
一般消費者に何かを届ける上での哲学、エンターテイメントとは何か、ということを色々と学ばせてもらったため。(メタップス佐藤航陽)
堀井翔太さん(Fablic)
今日だけは俺が日本で一番悔しい起業家のはず。
— Shota Horii (@shota) 2018年5月14日
メルカリの上場が承認された日に投稿されていたツイートが印象的でいつまでも脳内に残ってます。(ウツワ ハヤカワ五味)
千鳥(お笑い芸人)
SmartNewsのTVCMに出演いただき、「貴様は?」というインパクトに残る名文句を生
み出していただきました。(スマートニュース浜本階生)
本田圭佑(プロサッカー選手)
マクアケの株主の一人でもあり、私自身が日々応援してもらっているのもありますが、本人のサッカーW杯での起死回生の活躍、間髪入れずウィル・スミスとのファンドの設立という事業家としてのインパクト、そしてカンボジアでのサッカー代表の実質的監督へのチャレンジなど、内なるアクションイメージを次々と実現している姿勢は本当に勇気と刺激をもらっています。(マクアケ中山亮太郎)
有川鴻哉さん(Hotspring)
「ズボラ旅byこころから」をリリースし、抜群のプロダクトセンスで一気に話題をさらった有川さん。直後から大手の参入が相次ぎ、台風の目となりました。まだ若く、投資家・経営者としての顔も見せ始め、ますます大きなリザルトを残してゆく人物の象徴的な年だったと思います。(バルクオム野口卓也)
エマ・ゴンザレス(アクティビスト)
フロリダでの乱射事件の生存者であり、アクティビストのエマ・ゴンザレス。長い沈黙を持っての彼女のスピーチがセンセーショナルで、いまでもそのスピーチをすぐに思い出すことができます。(BLAST石井リナ)
ジャック・マー(アリババ)
企業規模約50兆円、世界で10位以内に入るような超大企業のトップが、1年後に引退を宣言する、それも「まだまだたくさんの夢をもっている!」と語っている姿をみて、素直に果てしねぇなぁ、と思いました。いろんな裏事情はあったのかもしれませんが(笑)、世界のtop of topがこのように目線を上げてくれる中で、経営者としてはより高い目線で事業を作り続けていかないといけないな、と強く感じさせられました。(コネヒト大湯俊介)