3. 自分の「目標達成」を優先させる
金欠であることを認めたくない、あるいは仲間が「習慣の生き物」だという場合も、全く希望がないわけではない。このような場合には、ただ自分の目標達成を目指すべきだ。ほとんどの人にとって、お金を貯めることは目標だ。そのためには、人付き合いを少し犠牲にすることも必要かもしれない。
次に誰かにお金がかかることに誘われたら、そしてあなたがその金額は内容に見合ったものではないと思ったら、「目標を達成したい」と伝えるべきだ。
例えば、「ぜひ参加したいのだが、今は無理だ。自分にとって本当に重要なことのために、貯蓄しているところだからだ」などと説明すればいい。その大きな目標は、「起業の準備をしたい」でも、「夏にヨーロッパに旅行に行きたい」でも、何でも構わない。
「朱に交われば赤くなる」
人は、その人が最も長く一緒の時間を過ごしている5人を足して5で割った「平均」だといわれる。これはお金の問題にも当てはまる。あなたの友人が経済的な成功を重視する人たちなら、きっとあなたもその人たちと同様に、経済的な成功を収めることができるだろう。
一方、あなたの仲間が週末ごとにバーに行き、クレジットカードの借金を増やしている人たちなら、恐らくあなたも同じ境遇に身を置くことになるだろう。
一緒に過ごす人は、賢く選ばなければならない。大学時代に一緒にパーティーを楽しんだ友人は、あなたが大人として素晴らしい人生を築いていくにあたって、一緒にいるべき最良の友人ではないかもしれない。