良いリーダーシップの敵は時間 ペースダウンの大切さ

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これは、私たちが人々を率いる形(そして同僚や部下からのリーダーに対する評価)に影響を与えるだけではない。時間を管理できないことは、ストレスのレベルも高める。

米国ストレス研究所(AIS)によると、80%の労働者が仕事で何らかのストレスを感じており、半数近くがストレスへの対処法を学ぶ手助けが必要だと思っている。また、実に30%もの人々が、仕事で「常に」もしくは「頻繁に」ストレスを感じている。

米国心理学会(APA)は、人々のストレスレベルは高まり続けていると指摘している。人材派遣会社アカウンテンプスの分析によると、60%の従業員がこの5年間で仕事のプレッシャーが強まったと感じている。

ストレスの多くとリーダーシップ低下の原因は、自分の予定や時間を管理できないことにある。ではどうしたらいいだろう?

第1に、自分の時間の主導権を取り戻すこと。くだらない打ち合わせを詰め込むのをやめて、「自分の時間」を有り余るほど確保しよう。

第2に、「イエス」と言うのを止めること。自分の時間を奪うものごとに対してノーというべき時に、イエスと言っている人が多すぎる。(加えて、リーダーは従業員にあれこれ頼むのをやめるべきで、部下が既に抱えている仕事量に関してもっと共感的になるべきだ)

第3に、重要なことに集中すること。会議中は、会議に身を入れる。部下と話している時は、メール着信のバイブレーションではなく、会話に集中する。報告書をまとめているときはそれに集中し、それ以外のことに気を取られないようにすること。

時間は良いリーダーシップの敵となってしまった。あなたがすべきなのは、時間を取り戻すことだ。

編集=遠藤宗生

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