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Popshoot 大山敏浩

メルカリ、ラクスルの上場。そして国内スタートアップの買収件数が過去最高を達成するなど、何かとニュースの多かったスタートアップ業界。

起業家たちは2018年をどのように捉え、2019年のトレンドをどのように予測しているのか。今回、Forbes JAPAN編集部は起業家に向けてアンケートを実施。2018年の事業の手応え、そして2019年の展望を伺った。

迷走からの成長。アプリ単体での収益も見込めるように

──2018年はどのような年だったでしょうか? 今年を振り返ってみて、事業の手応を教えてください。

はっきり言って、今年のはじめは迷走していたと思います。2017年秋頃から仮想通貨の取引所をやろうと準備していたのですが、コインチェック事件などもあり断念。

そこから、「次はイーサリアムが来る」と思い張り始めたら、相場が落ち過ぎてマーケットの関心がなくなり……。他にもさまざまなことがあり、とりあえずやっては潰すを繰り返していました。

ただ、2018年夏以降にやることが明確になり、現在は絶賛数字が伸びてきて、「あーこういう感じなのね」という成長の感覚を肌で感じることができ、総括すると良い1年になったと思っています。今期はアプリ単体での収益も見込めるので毎日すごく興奮しています。

仮想通貨業界は数年以内に大きな飛躍を遂げる

──2019年、事業をどう成長させていきたいと考えていますか?

僕たちはやっぱりクリプトカレンシー(仮想通貨)に貼っていく姿勢は変えません。毎日さまざまなことが起こっている業界ですが、数年以内には大きな飛躍を遂げている、と思っています。

今後、景気がどうなっていくか分からないので堅実に儲かることもやっていこうと思っています。もちろん、買収なども良い企業があればやっていこうと思います。

──2019年、個人的に期待している領域などはありますか?

ポジショントークなしに、ブロックチェーンだと思っています。

ただ、表面的なビジネスとしてではなく、どちらかと言えば現在のなければいけない取り組みが起きると考えていて。いろんな国などを困らせてしまうようなテクノロジーになるのではないか、と思っています。

例えば、いろんななイーサリアムのコントラクトを組み合わせて、カジノっぽいものができたとします。誰もがホスティングをせず、カジノっぽいものができるようになったら、結局誰を罰したらいいのか、に辿りつくと思っていて。いま違法なものでも、運営がいなかったら誰を罰する?みたいな問題が起き始める頃かな、と考えています。

つっこみどころ満載なたとえ話ですが、例なので許してください。


大山敏浩◎1991年京都府出身、同志社大学卒業。在学中に3人で同社を共同創業。友人とのお金の貸し借法律の考え方を根底から変えりを簡単にメモできるアプリ「よろペイ」を開発・運営した後、現在はイーサリアムウォレット「Wei Wallet」を開発中。

構成=新國翔大 写真=帆足宗洋

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