朝食はいつ食べるのがベスト? 栄養士に聞いてみた

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忙しい朝でも健康的な朝食を取る方法

朝食は、朝の忙しさにかまけておろそかにしてしまいがちだ。急いでいるときでも健康的な朝食を取るため、次の5つの方法を実践してみよう。

1. シンプルなものにする

朝食を作る時間や気力がない場合も、シンプルな献立にすれば健康的な食事ができる。ラーソンは、全粒シリアルと低脂肪牛乳、オートミールとくるみ、ゆで卵、切ったリンゴにシナモンをまぶしたものなど、簡単に準備できるものを選ぶことを勧める。また、生のフルーツやカッテージチーズ、ヨーグルト、自家製グラノーラのような健康的で持ち運びに便利な食べ物を常備しておこう。

2. 前夜に準備する

朝の時間を節約するため、朝食の準備は前夜にしておこう。オートミールを一晩つけておいたり、ヨーグルトパフェや好きなスムージーを就寝前に作って冷蔵庫に入れておいたりできる。また、切った果物や野菜を少量常備し、即席サラダを作れるようにしておこう。

「私はヘルシーなマフィンを作り、冷凍庫に保管しておいていつでも取り出せるようにしている。タンパク質を補うためにカッテージチーズを添えて食べ、オレンジジュースかタルトチェリージュースを1杯飲んでいる。また、毎週自分でミューズリーを大量に作っておき、ヨーグルトや牛乳と合わせて食べられるようにしている」(ラーソン)

3. 大量に作り置きする

週末の間にマフィンやブリトー、シリアルバーなど好きな食べ物を1週間分作り置きする。また、調理済みの豆や鶏肉などを小分けにして保存しておけば、タコスやサラダ、サンドイッチが簡単に作れる。

4. 健康的な食材に切り替える

栄養豊富な朝食を作るために、健康的な食材を選ぼう。バター、ジャム、マーガリンの代わりにピーナツバターを使ったり、通常のベーコンの代わりに脂肪分の少ないターキーベーコンを選んだり、白いパンではなく全粒粉や穀物入りのパンを選んだりできる。ジュースやスムージーは工場生産されたものではなく、手作りのものを選ぼう。また、トレイルミックスやグラノーラ、シリアルバーも店で購入するのではなく自分で作ろう。

5. 夕食を軽めにする

朝食を抜く理由として最もありがちなのは、朝におなかが空かないというものだ。夕食を1晩の間に消化できる軽くシンプルなものにして、おなかに朝食のスペースを確保することが重要だ。また、就寝間近に夕食を取ることも避けよう。

編集=遠藤宗生

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