今年の個人賞受賞者は、「自分らしく」輝く6名の女性たち。仕事のこと、プライベートのことと合わせ、彼女たちに「憧れの人」を聞いた。
【社会インパクト賞】
矢島 洋子(三菱UFJリサーチ&コンサルティング執行役員)
「そこにいるだけで周囲の人を和ませることができる人には憧れますが、誰かひとりをあげるというのは難しいです。影響を受けた人という意味では、これまでにたくさんの素晴らしい方々に出会ってきました。
悩んでいる時に、絶妙なタイミングでアドバイスをいただける方に巡り合えてきたことが、幸運だったと思います」
【先駆者賞】
寒竹明日美(tsumiki証券 取締役CEO)
「特定の誰かに憧れるというよりは、家族、職場の仲間、友人たちが持っているそれぞれのいいところをいつも参考にしています」
【新規ビジネス賞】
中村 朱美(minitts社長)
「仏のように優しく、いつでも穏やかな私の夫に憧れています(笑)。『佰食屋』は、夫が作ってくれたステーキ丼があまりに美味しくて、これをたくさんの人に食べて欲しいと思ったことをきっかけにスタートしました。
私たち夫婦の会話は、家にいてもビジネスマン同士の会話。互いに得意、不得意分野を分けて役割分担をしっかりしているのもビジネスパートナーらしいかもしれませんね」
【チェンジメーカー賞】
江澤 身和(スープストックトーキョー取締役 兼 人材開発部部長)
「あえてあげるのなら、私の父です。整体師をやっていて、その影響もあって私の名前は“身和”になったんです」
【ルーキー賞】
龍崎 翔子(L&G GLOBALBUISNESS取締役/CCO)
「渡辺直美さんです。新しい美の基準を作った方だと思います。ポジティブでユーモアがあって。時代をつくる、というより時代を自分に引き寄せる姿に憧れます」
【編集部特別賞】
岡部 鈴(電通イースリーファイナンス部ディレクター)
「憧れの人は、江戸時代の測量人、伊能忠敬です。日本地図を完成させるため、全国を巡り始めたのは彼が54歳のときでした。
私は仕事もプライベートも、40代まではがむしゃらでしたが、その年で新しいことを始めただなんて、今を生きる50歳以上の人間にはとっても励みになりますよね」
明日は受賞者たちが「毎日持ち歩く物」を紹介。