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フリーライター

左から、ジョゼフ・マゼロ、ラミ・マレック、グウィリム・リー(Photo by Jun Sato/WireImage)

生中継をおこなう「ライブビューイング」、観客が大声を出して盛り上がる「応援上映」など、映画鑑賞に新しいスタイルが生まれている中、東京新宿区にある新宿ピカデリーでは、毎年好評を呼んでいる企画「新宿ピカデリー爆音映画祭」を開催中だ。

爆音映画祭とは、ライヴ用の音響システムを使い大音響の中で映画を観る・聴く試み。その爆音によって、視覚までもが変容して映画そのものも違って観え、また、大音響でなければ聴こえてこない幽かな音を聴くという、大胆かつ繊細な上映スタイルだ。

映画の選定は、主宰者である樋口泰人プロデューサーが「爆音映画祭で上映したら、きっと音が面白くなるであろう」という期待感があるもの、そして、来場者が望むであろうと推測される作品を、樋口プロデューサーと関係者一同が話しあって毎回作品を決定している。結果、観客の支持が高い作品については、支持され続けている限り、継続的に上映している。

新宿ピカデリーでは過去2回爆音映画祭が上映され、いずれも稼働率80%を超える動員数を叩き出した。1回目は3週間で約1万8000人、2回目は2週間で約1万3000人の動員を達成した。

今回はクイーンの名曲の数々を爆音で堪能できる「ボヘミアン・ラプソディ」や、2018年前半のヒット作「グレイテスト・ショーマン」、爆音映画祭の定番と言える「マッドマックス 怒りのデス・ロード」など、新旧14作の名作を“爆音”上映。

今回は今までで一番短い10日間の予定だったが、開始日である11日より前に、ボヘミアン・ラプソディ全18上映分が全席完売となり、急遽期間を延長した。

21日以降はボヘミアン・ラプソディと追加決定した「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」の2作品が、2019年1月10日(木)まで上映される。

迫力のあるシーンは、よりダイナミックに、緊張感のあるシーンは、よりきめ細やかになるよう、作品、シーンそれぞれに合わせ、繊細に音量・音圧を調整していくことで、これまでには決して体験することのできなかった新たな感動が生まれる”爆音映画祭”。上映スケジュールは新宿ピカデリー公式サイトにて。



文=石澤理香子

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